渦中の春日野親方、理事選出馬

 元弟子の傷害事件が明らかになった日本相撲協会理事の春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)が、2月2日の理事選に出馬することが26日、分かった。所属する出羽海一門はこの日、国技館で会合を開き出馬することを確認。出席者によると、同広報部長は冒頭で「大変お騒がせしました」などと謝罪したという。14年の事件が24日に発覚。報告はしていたものの協会を通じて公表されていなかったことが問題視されており、公益財団法人である相撲協会を束ねる理事へ再任の意思を見せることは波紋を呼びそうだ。

 春日野親方は25日に「隠したということはない。事件が起きてすぐに報告した」と隠蔽を否定。当時の北の湖理事長(元横綱)のほか危機管理委員会、同顧問、広報部長の出来山親方(元関脇・出羽の花)に伝えたと主張した。加害者の元力士は16年6月に懲役3年、執行猶予4年の有罪判決が確定。当時と体制が変わっているとはいえ、判決が確定した時点で春日野親方は広報部長の要職に就いていた。兄弟子だった元力士から暴行を受けた弟弟子の男性は、同親方と元力士に3000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴している。

 またこの日、出羽海一門の会合では出羽海、境川、山響の3人親方と現職の藤島親方の副理事への出馬が確認されたが、玉ノ井親方(元大関・栃東)は出馬しない。

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