富山商、センバツへ跳んで跳んで足腰強化 4番石橋「どんな所なのか、行ってみたい」

室内練習場でゴム跳びをする富山商の選手たち
室内練習場でゴム跳びをする富山商の選手たち

 第90回記念センバツ高校野球大会(甲子園、3月23日開幕)の選考委員会が26日に行われ、出場36校が決定する。昨秋の北信越大会で4強入りした富山商は、9年ぶり6度目出場の吉報を待つ。パワーアップを図るため、冬場は地道なトレーニングを継続。フィジカル強化で、大舞台での飛躍を目指す。

 運命の発表まで、あと5日。期待に胸を膨らませて、富山商ナインは練習に取り組んでいる。積雪でグラウンドは使えないが、室内練習場で地道にトレーニング。高校通算21本塁打の4番・石橋航太(2年)は「甲子園に行ける実感があまりないが、どんな所なのか、行ってみたい」と話せば、最速140キロのエース右腕・沢田龍太(2年)は「自分たちは待つだけ。でも、選ばれるかもしれないのでワクワクしています」と心待ちにしている。

 “格安トレーニング”でパワーアップを図ってきた。室内練習場では、100円ショップで買ってきたというゴムを利用し、連続ジャンプで足腰を鍛錬。さらに先週の寒波で富山市は60センチの積雪を記録したが、55人の部員総出で“雪かきトレ”を実行した。練習場に隣接する走路では、スコップを手にかき集めた雪を跳ばす距離を競い合った。沢田は「足と腕、全身に負荷がかかる。自分が一番、遠くへ飛ばせました」と自信満々。さらに有り余る体力で、学校の玄関先も手分けをして雪かきした。

 年末年始の練習は休みだったが、元日には沢田や石橋ら主力メンバー7人が富山市の元旦マラソンに参加。雨の降る中を競って激走した。フィジカル強化で、体重が2キロ増の83キロとなった石橋は「以前より思いっきりバットを振れるようになった。甲子園のレフトスタンドへホームランを打ちたい」と手応え。万全の準備を整え、出場校発表の日を待つ。(中田 康博)

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