【メジャー番記者が振り返る】ダルビッシュ、WSの屈辱を糧に

 ドジャースが29年ぶりの世界一を逃した直後。ストイックで知られるダルビッシュは意外な発言をした。「メジャーに来てから野球への情熱がだんだん落ちていた。それにすごく悩んでいた」

 世界一請負人の使命を受け、7月末のトレードでレンジャーズから移籍した。ポストシーズンを順調に勝ち上がったが、10月27日のワールドシリーズ(WS)第3戦で2回途中4失点で黒星。3勝3敗で迎えた11月1日の第7戦は2回途中5失点。「プレッシャーを大きく感じることはなかった。調子も正直良かった。なんだろ…うまいこといかなかった」。悔しさがにじみ出ていた。

 超一流の野球選手で端正なルックス。誰もが憧れるパーフェクト・ヒューマンだ。「誰も死ぬまでうまくいくことはない」、「今はWSに出て活躍したいというのが目標」とは右腕の言葉だ。WSでの屈辱が世界一へのエネルギーとなると信じたい。(小谷 真弥)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請