【12球団番記者が振り返る・楽天】酸いも甘いも味わった

楽天・梨田監督
楽天・梨田監督

 ジェットコースターのような1年だった。開幕前は不安ばかり。岸、安楽らが開幕直前に離脱し、WBC帰りの則本と松井裕もぶっつけ本番だった。評論家らの予想順位もほとんどがBクラス。梨田監督も「開幕にいきなり試練が来た」と頭を抱えていた。

 そんな心配は開幕戦で吹き飛んだ。攻撃力アップのため苦肉の策で起用した「2番・ペゲーロ」が同点の延長11回に特大の2ラン。一気に波に乗ると8月中旬までは首位争いを演じた。だが、8月以降はけが人が続出もあって、大型連敗。3位で4年ぶりのCSだったとは言え、悔しさが残る順位だった。

 CS最終Sでソフトバンクに敗れた直後のミーティング。梨田監督はナインに「これを教訓にして、肥やしにして来季に向かっていきましょう」と呼びかけた。酸いも甘いも味わったイヌワシ軍団の経験値が来季につながったはずだ。(安藤 宏太)

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