【高校ラグビー】初Aシード京都成章“改心”1勝

前半1分、京都成章・相根(左)は相手タックルをものともせず、先制トライを決める
前半1分、京都成章・相根(左)は相手タックルをものともせず、先制トライを決める

◆全国高校ラグビー第3日▽2回戦 京都成章54-0黒沢尻工(30日・花園ラグビー場)

 京都成章がAシード校の貫禄を見せた。黒沢尻工の攻撃をタックルではね返し、一度もゴールラインを割らせなかった。湯浅泰正監督(53)は「攻撃力の高いチームが集まる花園でディフェンスがどれだけできるかだと思う。成章のラグビーはディフェンスが根幹」と完封を評価した。

 高校日本代表候補6人を擁し、春の全国選抜大会準優勝。10度目の出場で初めてAシードに選出された。ところが、今大会前の練習試合でBシードの石見智翠館、ノーシードの常翔学園に連敗。「春は何とかなったから、花園でも何とかなるだろうという気持ちを捨てろ」。指揮官のゲキでフィフティーンは目覚めた。「僕らはAシードでも挑戦者」とSO押川敦治主将。チームの一人一人が攻撃的防御を再確認した。

 この日、出発前の宿舎で、ノーシードから2大会連続で4強入りした08、09年度の先輩たちの試合映像を見た。湯浅監督は「当時のメンバーも花園で大会中に成長した。もっと湧き出るようなディフェンスができる」と理想は高い。前回8強メンバーで同代表候補ウィングの笹岡海斗も「まとまりが強かった昨年度の先輩たち以上にまとまらないと、優勝はできない」とさらなる結束を誓った。Aシードの看板通りに、初の頂点へと突き進む。

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