常盤木学園、まさか初戦敗退

17大会ぶりの初戦敗退に涙する常盤木学園FW沖野くれあ(左は滝川)
17大会ぶりの初戦敗退に涙する常盤木学園FW沖野くれあ(左は滝川)

◆女子サッカー 全日本高校選手権第1日 ▽1回戦 大阪学芸1―0常盤木学園(30日、兵庫・みきぼうパークひょうご第1球技場ほか)

 開幕し、1回戦が行われた。5大会ぶりの優勝を狙った常盤木学園(宮城・東北2位)は、大阪学芸(大阪・関西4位)に0―1でまさかの黒星。17大会ぶりに初戦敗退となった。聖和学園(宮城・東北1位)は、高校総体Vの日ノ本学園(兵庫・関西1位)に0―0と食い下がったが、PK戦で2―4と力尽きた。専大北上(岩手・東北3位)は藤枝順心(静岡・東海2位)に0―10で大敗。東北勢は初戦で姿を消した。

 まさかの敗退だった。常盤木学園はFW沖野くれあ(3年)を中心に果敢に攻めたが、大阪学芸の堅い守備に阻まれた。沖野自身、3本のシュートを放ったが、「思うようにできなかった」とゴールネットは揺らせず。MF滝川結女(ゆめ、3年)の7本など総シュート数19本と、5本の相手を圧倒したものの、阿部由晴監督(55)は「点を取る意識が甘かった」。逆に、後半28分に失点。最後まで攻めきれなかった東北の強豪は、17大会ぶりに初戦で苦杯をなめた。

 沖野くれあは卒業後、なでしこリーグ1部・マイナビベガルタ仙台レディースへの加入が決まっている。「この悔しさをバネにして、やりたい」。高校総体で2得点を挙げ、この日もベンチに入っていた妹のFW沖野るせり(1年)に「1回戦で負けて申し訳ない。来年は日本一になってほしい」と話し、涙ながらに夢を託した。(海老田 悦秀)

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