【高校ラグビー】秋田工191センチ児玉、6人抜きT

相手ディフェンス陣を振り切りトライする秋田工・児玉(中)
相手ディフェンス陣を振り切りトライする秋田工・児玉(中)

◆第97回全国高校ラグビー第3日 ▽2回戦 秋田工41―7明和県央(30日、東大阪市・花園ラグビー場)

 2回戦が行われ、郡山北工(福島)は土佐塾(高知)に12―12の同点で抽選の結果、福島県勢として1996年度の磐城以来、21大会ぶりとなる3回戦進出を決めた。2トライを先行されたが、前後半の各ロスタイムにトライを決め、粘りを見せた。次戦(来年1月1日)では前回王者の東福岡と対戦する。Bシードの秋田工(秋田)は明和県央(群馬)に41―7で快勝。高校日本代表で191センチの長身センター・児玉樹主将(3年)が16得点を挙げた。

 秋田工の児玉主将が成長した姿を大舞台で見せた。19―7で迎えた後半5分。相手陣22メートル付近でボールを受け、明和県央の守備陣3人を一瞬で置き去りにした。さらに強烈なハンドオフで1人を突き放し、最後はタックルに入った2人を引きずりながらゴール中央にトライ。「自分でいけばもっとマークがきつくなってサイドが空く。縦の突破でトライができて去年より成長を実感できた」と胸を張った。

 身長191センチの大型センター。高校日本代表ではSOをこなし、チームでもプレースキッカーを務める。来春から明大に進学予定で「目標はやっぱり日本代表」と言い切る。初戦特有の硬さを感じさせず、守備面で相手の突破を強烈なタックルで何度も食い止めた。一方ミスキックなどもあり、伊東真吾監督(43)は「まだまだあんなもんじゃない」。さらなる奮起を促したのも期待の大きさの表れだ。

 チームとしては4年ぶりのベスト16入り。次の3回戦の相手は前回準優勝の東海大仰星(大阪第1)だ。「きょうはミスも多かった。しっかり修正して、自分たちのやってきたことを出すだけ」と児玉。東北の雄の強さを、強豪にぶつける。(洋)

 ◆児玉 樹(こだま・いつき)1999年8月4日、秋田市生まれ。18歳。5歳からラグビーを始め、将軍野中3年時に全国中学大会4位。秋田工では2年時に全国高校ラグビーに出場し、2回戦敗退。今春、U―18日本代表として、同世代の欧州選手権に出場して3位。191センチ、103キロ。家族は両親。

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