30歳郷亜里砂、女子500&1000メートルで初五輪

五輪代表に選出され、記者会見で意欲を示した郷
五輪代表に選出され、記者会見で意欲を示した郷
27日の女子500メートルで2位となった郷
27日の女子500メートルで2位となった郷

◆スピードスケート 平昌五輪代表選考会最終日(30日・長野市エムウエーブ)

 日本スケート連盟は30日、平昌五輪男女代表16選手を発表した。女子500メートル、1000メートルで白樺学園高出身の郷亜里砂(イヨテツク)が30歳にして五輪初出場が正式に決まった。この日行われた同5000メートルを制した押切美沙紀(25)=富士急、駒大苫小牧高出=、男子1000、1500メートルの小田卓朗(25)=開発計画研究所、浦河二中出=ら道勢11選手(男子5、女子6)が代表入りした。

 30歳の遅咲きスプリンターに届いた念願の吉報だ。郷は、この日の出場種目がなかったものの、閉会式後の代表発表会見場に登場した。4年前の選考会は500メートル5位で涙を飲んでいただけに、「ここまで時間はかかりましたが、やっとオリンピックの舞台に立てる。今までスケートでいい環境をそろえて下さった方々にも感謝を伝えたい」と満面の笑みで決意を明かした。

 今大会、安定した成績を残してきた自負もあった。今回の500メートルは低地での自己最高となる37秒40をマーク。優勝した日本のエース・小平奈緒(31)=相沢病院=に0秒27差と肉薄した。28日の1000メートルでも「油断することなくしっかりとレースができた」と3位。500メートルで五輪内定後も気を緩めず、2日連続で表彰台を守った。

 小学5年からスピードスケートとショートトラックに慣れ親しんだ。白樺学園高ではスピードに専念も、再び小学校時代に日本一に輝いたショートとの“二刀流”ができる環境を求めて山梨学院大に進学した。ショートで磨いた安定したカーブ技術が今、自身の大きな武器になっている。

 最高の形で2017年を締めた。「楽しみながら(五輪でも)表彰台に立てるようベストを尽くす」。短距離メダルも射程圏内だ。(小沼 春彦)

 ◆郷 亜里砂(ごう・ありさ)1987年12月12日、別海町生まれ。30歳。白樺学園高から山梨学院大に進学。2010年インカレで500メートル、1000メートル優勝。全日本距離別は17年の500メートル、1000メートルの各2位が自己最高。自己ベストは500メートル37秒05、1000メートル1分14秒07。趣味はDVD観賞。現在所属のイヨテツスピードクラブは伊予鉄道の関連会社。身長160センチ。

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