10度目出場の常葉大橘、初の初戦敗退

1点及ばず惜敗し、涙を流す常葉大橘イレブン
1点及ばず惜敗し、涙を流す常葉大橘イレブン
後半35分、反撃のゴールを決める常葉大橘・塚本(手前)
後半35分、反撃のゴールを決める常葉大橘・塚本(手前)

◆サッカー 全日本高校女子選手権第1日 ▽1回戦 日本航空2―1常葉大橘(30日、兵庫・五色台運動公園サブグラウンドほか)

 1回戦が行われ、10度目出場の常葉大橘(東海1位)は、日本航空(関東5位、山梨)に1―2で惜敗した。現行のトーナメント方式となった第17回大会以降、初の初戦敗退となった。前半に2点を先制され、後半35分にFW塚本夏希(3年)のゴールで1点返したが及ばなかった。藤枝順心(東海2位)は専大北上(東北3位、岩手)に10―0で大勝。31日の2回戦では強豪・日ノ本学園(関西1位、兵庫)と対戦する。

 無情にもホイッスルは鳴った。常葉大橘の2大会ぶりの全国は、初戦で幕を閉じた。「ベンチ外の選手も全力で尽くしてくれた。もっと上に行って恩返ししたかった」とFW塚本。あふれ出た涙がほおに伝った。

 前半は相手の屈強なフィジカルに苦戦。9分、32分と守備のほころびを突かれて失点した。センターバックのDF蒲生恵子主将(3年)は「(連係を)しっかり伝えていれば防げた」と唇をかむ。終盤、ようやくリズムを取り戻し、パスが回り出した。後半35分に左クロスのこぼれ球に塚本が反応。「絶対に自分で点を取る」と、右足で反撃ののろしを挙げたが、同点には持ち込めなかった。

 前半わずか2本に終わったシュートは後半6本と好転。半田悦子監督(52)は「前半、普段通りの自分たちを出せなかった。一番やっちゃいけない負け方だけど、それもサッカー」と語った。来季なでしこ2部の伊賀入りする塚本は「(将来)なでしこジャパンに入り、支えてくれた人に恩返ししたい」。悔しさは、次のステージで糧になる。(武藤 瑞基)

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