【高校ラグビー】東海大静岡翔洋「圧倒された」完封敗退

佐賀工の突破を複数で止めに行く翔洋(中央、背中に乗っているのは佐藤主将)
佐賀工の突破を複数で止めに行く翔洋(中央、背中に乗っているのは佐藤主将)
涙しながら引き揚げる翔洋メンバー
涙しながら引き揚げる翔洋メンバー

◆全国高校ラグビー第3日 ▽2回戦 佐賀工73―0東海大静岡翔洋(30日、花園ラグビー場)

 2回戦が行われ、東海大静岡翔洋はシード校の佐賀工と対戦。前半開始から3分間で2トライを献上するなど攻守で圧倒され、計11トライを奪われて0―73で完敗。昨年は浜松工が東福岡に零封されており、県勢は2大会連続で2回戦での無得点敗退となった。

 何度トライを許しても、翔洋フィフティーンは気持ちを切らさなかった。「あきらめるな」「静岡代表だぞ」「ひとつ取りに行こう」声を出し合って闘志を高めた。しかし高校日本代表候補5人を擁する佐賀工の実力は想像以上だった。スタンドへのあいさつを終えると、SO山川翔希(3年)は「個々の強さに圧倒された」と涙した。

 キックを使って押し上げて、できるだけ敵陣でプレーする。そんなプランが早々に崩れた。試合開始から1分で先制を許すと、3分、8分にもトライを奪われる。身体能力も高く、1回でのタックルでは倒すことができない。そこで人数をかけると守備に穴が空き、手薄になったところを狙われて次々と突破を許した。

 13、28分には平均体重で10キロ重いFW陣にモールで押し込まれた。「分かっていたけど、やっぱり強かった」と左ロック瀧優太。大阪入り直前に頭を丸刈りにして気合を入れていたFB保崎翔(いずれも3年)も「こんなチームは県内にはいません」と脱帽した。

 攻撃の形をほとんど作れず、トライゲッターの高校日本代表候補センター・望月裕貴(3年)も「完封されて悔しい」と肩を落とした。あまりにも厚かったシード校の壁。新チームの初陣となる来月21日の新人戦で出直しだ。(里見 祐司)

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