【高校サッカー】清水桜が丘、31日初陣 エース白井は勝負所で投入へ 

開会式で行進する清水桜が丘の選手たち
開会式で行進する清水桜が丘の選手たち

 第96回全国高校サッカー選手権が30日、東京・駒沢陸上競技場で開幕した。初出場の清水桜が丘は31日の1回戦・高川学園(山口)戦でエースFW白井海斗主将(3年)を“ジョーカー”で起用することが濃厚となった。開会式で行進後、千葉県内に移動し、約1時間半シュートを中心に練習して決戦へ備えた。

 清水桜が丘の絶対エースが、ベンチでスタンバイする。本番を目前に控えた白井は左肘を気にしながらも、思い切りピッチを駆け抜けた。シュート練習でも落ち着いてネットを揺らした。片瀬晴城コーチ(53)は「まだ先発は決めてない」と話す。だが、18日に左肘筋肉炎症を起こした白井の初戦のスタメン出場を回避し、勝負所で投入する方針。代わりにFW大屋寛太(3年)が先発し、FW松永颯太(1年)と2トップを組む予定だ。

 白井以外の故障者は戻ってきた。MF渡辺唯人(3年)の左ひざ、MF松下祐也(3年)も右ひざを痛めていたが回復。渡辺は「地元の千葉での試合。成長した姿を見せたい」と闘志。DF勝村永遠(3年)は「開会式で高川学園を見たけど、大きかった。でも1試合1試合大事に戦う」と気合を込めた。

 開会式が行われた駒沢陸上競技場は1964年東京五輪の会場となり、グループリーグ初戦で日本代表がアルゼンチン代表に3―2と勝利を挙げた歴史的会場。白井主将は「東京五輪の会場だとは知らなかった。そう思うと身が引き締まる」。アルゼンチン戦でゴールを決めた杉山隆一氏(76)=静岡県サッカー協会副会長=は清水市出身。同郷の大先輩の話を聞くと「パワーをもらえた」。先発に名前がなくても、清商時代から伝統のエースナンバー8番を背負う男は、戦う準備ができている。(山田 豊)

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