内柴正人、プロレスのリングに登場、佐藤光留からの参戦要求に「佐藤君がボクに柔術で勝ったらやります」

プロレス大会「ハードヒット」のリングに登場した内柴
プロレス大会「ハードヒット」のリングに登場した内柴

◆ニコプロpresentsハードヒット「YES, WE ARE HARD HIT!!」(30日、新木場1stRING)

 柔道男子66キロ級でアテネ、北京と五輪2大会連続で金メダルを獲得した内柴正人(39)が30日、東京・新木場の新木場1st RINGで行われたプロレスイベント「ハードヒット」でリングに登場した。

 内柴は、今月15日で準強姦(ごうかん)罪の刑期が満了し現在、柔術家として活動している。11月26日と12月24日にアマチュア大会に出場し青帯のクラスで両大会ともにオール一本勝ちで2階級を制覇。デビューから負けなしの11連勝を決めている。

 今回の来場は、同大会のプロデューサーで親交のあるプロレスラー、佐藤光留(37)からの招待を受けて実現した。内柴は、第1試合からリングサイドで観戦。休憩中に行われたダークマッチ(前座試合)に現在、柔術を練習している神奈川県座間市の「ALAVANCA柔術アカデミー」に所属する佐々木亮が出場しセコンドも務めた。

 佐藤は大会前に試合に勝って内柴にプロレス参戦をリング上から公開オファーすると予告。しかし、試合に敗れてしまった。敗戦後のリングでマイクを持った佐藤は「内柴さん!」と呼びかけたが「負けましたんで公開オファーやめます」と頭を下げた。しかし、試合に勝った高橋“人喰い”義生(48)から「内柴!お前のいる場所はここじゃねぇのか!」と挑発され、内柴はついにリングインした。

 リングに上がった内柴へ佐藤は「内柴さん、意外とここ気持ちよくないですか?勝っても負けても格闘技、プロレスしか知らない人生なんですよ。内柴さんも本当はそうなはずでしょ。限られた時間、1試合でも多く格闘技やりたくないですか?必ずこのリングの上に引っ張り出して金メダリスト、内柴正人と試合したいんで」とラブコールを送った。

 マイクを持った内柴は「はじめまして。こんにちわ」と観客にあいさつ。続けて「オファーがあると聞いていてドキドキしていたんですけど、やる気はありません」とプロレス参戦を拒否。ただ「性格上、今やるかって言ったらやってもいいです」と明かすと会場は大きな拍手が起こった。その上で今、柔術を修業しています。ひとつでも長く戦えるよう頑張ります」とあくまでの柔術家として試合を続けていく意志を明かしていた。

 「ハードヒット」は10年前にスタートしたプロレスイベント年間5~6大会を開催。試合は、かつてのUWFのように総合格闘技の要素をプロレス取り入れたスタイルを展開している。

 試合後、内柴はリングに上がったことを「何の意志もないです。流れです」と明かし、プロレスのリングに上がったのは「初めてです」とし印象を「やわらかくていいな。試合は選手とお客さんが一体となっていて良かった。こういう場に来られてよかった」と振り返った。佐藤からのラブコールは「言ってもらえるのはうれしい。でも、今は柔術で忙しい。本当はレスリングとかいろんな競技にチャレンジしたい思いはあるんですが、来年は月に1度づつ柔術の試合があるんで柔術に集中することしか考えられない」と拒否した。

 ただ、ひとつだけ参戦を受け入れる条件を掲げた。それは「佐藤選手がボクに柔術で勝てれば勝負してもいい」と断言。佐藤は11月から内柴にプロレス参戦を水面下で打診するために金メダリストが練習する「ALAVANCA柔術アカデミー」に通い柔術の練習を行っている。その練習で佐藤が勝てばプロレスに参戦することを明言した。ただ、内柴は「一生、ボクの方が柔術は強い。絶対に負けない」と自信満々。この条件を聞いた佐藤は「今のところ無理だな」と苦笑い。内柴のプロレス参戦は、道場マッチが今後の行方を左右することになった。

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