セレッソ大阪が北海道コンサドーレ札幌破り3大会ぶり2度目V…全日本少年サッカー大会

優勝して元気よくポーズを決めるC大阪イレブン
優勝して元気よくポーズを決めるC大阪イレブン
決勝戦でヘディングシュートを決めるC大阪の皿良(右)
決勝戦でヘディングシュートを決めるC大阪の皿良(右)

◆第41回全日本少年サッカー大会 ▽決勝 セレッソ大阪2-1北海道コンサドーレ札幌(29日、鹿児島・鴨池陸上競技場)

 セレッソ大阪(大阪)が北海道コンサドーレ札幌(北海道)を2―1で下し、全国8717チームの頂点に立った。後半11分に先制されたが、同15分に三津井龍真(6年)の右足ゴールで同点。終了1分前には皿良立輝(さらら・りつき、6年)の決勝弾で3年ぶり2度目の優勝を決めた。

 怒濤(どとう)の逆転劇だった。1点を追うセレッソ大阪は後半15分に三津井が右サイドをドリブル突破。右足でゴールネットを揺らして追いついた。同19分には右CKから皿良が頭で合わせて北海道コンサドーレ札幌を突き放した。

 1997~98年に札幌でプレーしていた鳥居塚伸人監督は「古巣に勝ってくれてうれしい。先制されると弱くて逆転できないチームだった。それが(決勝Tに入って)3試合連続の逆転勝ち。子供たちの成長を感じた大会でした」と喜んだ。弱点克服のため「1回のミス、1失点は当たり前。サッカーは1失点から始まるんだよ」と言い聞かせてきた。先制こそされたが、最後まで運動量は落ちなかった。

 指導方針は「足りないものを探しながら、人より良いところを伸ばしなさい」と一貫している。同点弾の三津井は昨年「キミはドリブルが得意なんだろう。それをもっと磨きなさい」と指導され、練習に明け暮れた。自宅での自主練習では母・満美さんと公園でひたすらドリブルを続けた。

 決勝弾の皿良は「他人を生かす術(すべ)」に磨きをかけた。週5回の練習も一度も休みたいとは思わなかった。将来の夢を聞かれると「日本代表に入って(ドイツ1部)ドルトムントに入団することです」と言い切った。ブレない心がセレッソ大阪を頂点に導いた。(今関 達巳)

 ◆セレッソ大阪 前身は往年の名ストライカー・釜本邦茂氏が活躍したヤンマー。1993年にセレッソ大阪にチーム名を変更して94年にJリーグ昇格。U―12の主な卒業生は柿谷曜一朗ら。山口蛍、杉本健勇らはU―15からアカデミーに在籍している。

 ◆先制後は守勢、初頂点逃した北海道コンサドーレ札幌

 初優勝を逃し、浅沼達也監督は「あれだけ守備の時間が長いと、こういう結果になってしまう」と唇をかみ締めた。後半11分に先制するも、その後は防戦一方。「焦りというより体が動かなくなってしまった」。雪が降るため10月以降は天然芝のグラウンドを使用できず、疲労の蓄積もあったという。「でも、それを克服しないといけませんから」と気持ちを切り替えた。

 ◆表彰

 ▽フェアプレー賞 海南FC(和歌山)

 ▽努力賞 サンフレッチェ広島(広島)

 ▽グッドマナー賞 大宮アルディージャ(埼玉)

 ▽特別賞 北海道コンサドーレ札幌

 ▽MIT サンフレッチェ広島

 ▽得点王 吉丸凌平(8得点、リオペードラ加賀FC=石川)

 ▽ゴールデングローブ&ブーツ賞 野上大翔(サガン鳥栖=佐賀)

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