安室10分&桑田10分のVIP待遇 視聴率のカギ、“トリ”前に登場

安室奈美恵
安室奈美恵

 大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」(後7時15分)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールでスタートした。特別出場で中継出演する安室奈美恵(40)、桑田佳祐(61)は、それぞれトリ前に「Hero」、「若い広場」を歌うことが発表された。歌唱は1曲ながら、映像を使った企画などを含め、出演時間は2人合計で最大20分に及ぶ見込みだ。

 熱烈ラブコールで口説き落とした2人に対し、NHKはVIP待遇で迎える。

 2人が登場するのはトリ前、午後11時台から。1曲ずつの歌唱だが、それぞれ最大10分、2人合わせて異例の20分近い時間が割かれる見込み。2人の出場決定前は別企画で“20分枠”が組み込まれていた。昨年、出場を辞退したSMAPの時も、複数のプランを用意して準備を進めていた。今年は、その時間を2人のために最大限活用する。

 安室が歌うのは、同局のリオ五輪中継テーマソング「Hero」。本人の楽曲への強いこだわりを尊重して、5分37秒のフルバージョンで披露予定だ。司会者との掛け合いも用意され、“ラスト紅白”への思いを語るとみられる。98年、産休明けのステージ復帰の場に紅白を選ぶなど、過去9回出演した映像も放送。10年7月以来、遠ざかっていた生番組の出演を決意した安室に、NHK側もこれ以上ない形で応える。

 当日はNHKホールとは別の同局スタジオから中継出演。有力視されるのが、最も大きな101スタジオ。07年にGACKT(44)が「川中島の合戦」を再現し、08年にMr.Childrenが中継出演するなど“大物”が使用したスタジオだ。

 この日、一時的に101スタジオ付近の入場が制限されるなど、厳戒態勢が敷かれた。複数の関係者によると、安室はスタジオ入りし、リハーサルを行ったようだ。

 ソロとして7年ぶりに出演する桑田は、横浜アリーナから生中継で連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を歌う。

 番組後半には、撮影を終えた「ひよっこ 紅白特別編」が2か所に織り込まれているため、それに関連した内容になるという。当日は、紅組司会の有村架純(24)をのぞく朝ドラ出演者とともにステージを彩る。

 視聴率の鍵を握る時間帯、例年以上の注目を集めることは必至。2人について、矢島良チーフ・プロデューサーは「スペシャルな空間でお歌いいただく。楽しみにしていただければ」と自信たっぷりに話した。

 ◆過去の紅白の主な長時間出演

 ▼1990年・長渕剛(約17分) 初出場で、史上初の中継出演。東西統一されたドイツ・ベルリンで「乾杯」など3曲を熱唱。

 ▼2010年・桑田佳祐(9分10秒) 初期の食道がんを克服し、都内スタジオから中継。「それ行けベイビー!」など2曲で180日ぶりに生歌唱。

 ▼11年・長渕剛(8分56秒) 東日本大震災被災地の宮城・石巻市から中継。2分44秒のメッセージ後、「ひとつ」を歌った。

 ▼13年・MISIA(約6分) アフリカ・ナミビア共和国のナミブ砂漠から中継出演。砂丘で「Everything」など2曲を歌唱。

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