高木美帆、国内最高の1分54秒82で優勝「負けるイメージが全然なかった」

◆スピードスケート 平昌五輪代表選考会第3日(29日、長野市エムウエーブ)

 男女1500メートルを行い、女子は小平奈緒(31)=相沢病院=が1分56秒60で2位。3種目での出場が確実となり金メダル本命の500メートル、1000メートルに弾みをつけた。既に出場を決めていた高木美帆(23)=日体大助手=は国内最高の1分54秒82で優勝。同種目では今季国内外6連勝で五輪に臨む。男子1500メートルでは国内最高で1位の小田卓朗(25)=開発計画研究所=、3位の中村奨太(24)=ロジネットジャパン=の初出場が確実となった。

 高木美が主戦場の1500メートルで貫禄を見せた。1分54秒82で2か月前に出した自身の国内最高を0秒62塗り替えると、両手でガッツポーズ。1000メートルで敗れた小平にも1秒78差の完勝に「1000メートルは勝つイメージが何%か低かったけど、1500メートルでは負けるイメージが全然なかった」と言ってのけた。

 史上最年少の15歳で出場した10年バンクーバー五輪は1000メートルで最下位、1500メートルは23位だった。14年ソチ五輪は代表入りを逃したが、この8年間で大きく力を伸ばした。「4年前とはこの大会に対する意識が違った。自信を持って挑むことができた。それだけのことを、この4年間で積み上げてこられたんだなとは思っています」

 今季1500メートルは全日本距離別選手権のほかW杯でも4戦全勝。国内外6戦無敗のまま五輪を迎える。さらに3000メートルや1000メートルでも世界のトップを争う力を備え、金メダル本命の女子団体追い抜きでも中心だ。“スーパー中学生”から“スーパーエース”に成長した23歳は「積み上げてきたものをささいなことで崩したりしないように、これからの毎日を大事に過ごしていきたい」と手綱を締め直した。

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