青学大・下田、3年連続“補欠”から狙う「どこからでも区間賞」

壮行会で抱負を述べる下田
壮行会で抱負を述べる下田

 来月2、3日に行われる箱根駅伝の区間エントリーが29日、発表された。4連覇を狙う青学大で2年連続8区の区間賞を獲得した下田裕太(4年)=加藤学園高出=は補欠登録で、本番当日にエントリー変更される可能性が高い。

 下田は区間エントリーで3年連続の補欠。だが、過去2年は当日のエントリー変更で8区を走り、区間賞を獲得。今回も“定位置”から、青学大のV4に貢献する。

 今大会は、4、5、8区での起用の可能性がある。「どこからでも区間賞を狙う。5区なら往路優勝のテープを切る。8区なら区間新」と下田。8区の区間記録は、97年に浜松商出の古田哲弘氏(山梨学院大)が打ち立てた“最古の区間記録”でもある。

 今季は、10月の出雲駅伝3区3位で左足マメがつぶれ、11月の全日本はエースが集う8区を回避し、5区で4位。昨年度3冠だったチームも2、3位に終わった。「出雲、全日本は悔しい思いもあった。しっかり力を出し切って大学生活を終わらせたい」と集大成の箱根での雪辱を期す。

 幼少時、小山町の実家から箱根の沿道まで約1時間かけ応援に駆けつけたほどの箱根ファン。加藤学園高時代は無名も、大学でマラソン10代日本最高(2時間11分34秒)を記録するなど成長。「入学時は箱根を1回走れればいいと思っていた。でも今はマラソンで世界と戦おうと思っている」と思い入れは深い。

 原晋監督(50)は「下田君は努力家タイプ。全日本以降は昨年と同じ流れで来ている。3区の田村と1年間、2人の調子が合ってない。合えば私の『ハーモニー作戦』がうまくいく」と太鼓判を押す。箱根負け知らずの男が大手町での歓喜へと導く。(山田 豊)

 ◆下田 裕太(しもだ・ゆうた)1996年3月31日、小山町生まれ。21歳。中学時代はソフトテニス部。加藤学園高入学後、本格的に陸上を始める。3年時に全国高校駅伝3区35位。14年青学大教育人間科学部入学。2、3年時に箱根駅伝8区区間賞。ベスト記録は1万メートル28分33秒77、ハーフマラソン1時間2分22秒。169センチ、54キロ。血液型A。

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