山梨学院大、今大会はインフル対策万全 “検温部屋”設けるなど原因を徹底的排除

前回の17位から上位進出を目指す山梨学院大
前回の17位から上位進出を目指す山梨学院大

 関東学生陸上競技連盟は29日、来年1月2、3日に行われる第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、10区間217・1キロ)に出場する21チーム(20大学と関東学生連合)の区間登録選手を発表した。32年連続32度目出場の山梨学院大は、前回大会で主力選手をインフルエンザで欠き、チームワーストの17位(途中棄権を除く)に沈んだ反省から、今年は日常生活から徹底管理。万全の体制を整え、戦いに挑む。

 10区間の登録を終えた上田誠仁監督(58)は「前回は、この段階でインフルエンザの選手が何人もいて、お葬式のような気分だったが、今回は大丈夫そう」と穏やかな顔で話した。

 体調管理を、例年以上に徹底した。うがい、手洗い、マスク着用はもちろんのこと、全部員が一緒にとっていた食事は、メンバー16人だけは別の時間にとることにした。食堂に空気清浄機を置き、その前には“検温部屋”を設けた。高い体温を示した選手は本人の申告にかかわらず隔離するなど、体調不良の“原因”を徹底的に排除した。永井良主務(4年)は「ここまで大きな問題はないので、スタートまで気を抜かずやりたい」と気持ちを引き締める。

 上田監督は1区に副主将の永戸聖、2区には3年連続となるドミニク・ニャイロ(いずれも3年)を配置。「他校のメンバーを見ても、1区から厳しい戦いになる。高速スタートでも、後半揺さぶりのレースでも、永戸なら任せられる」と信頼を寄せる。11月の1万メートル記録会で自己新を出した永戸と、初の区間賞を狙うニャイロで上位にくらいつき、2年連続の5区となる上田健太主将(4年)までつなぐ往路重視のオーダーを組んだ。

 32年連続の決戦を前に「昔は『つなぎの区間』なんて言葉もあったが、今は全区間が勝負。厳しい渦の中、一つのミスで、はじき出されるので、序盤の勢いをつなぎ、粘っていきたい」と指揮官。17位に沈んだ前回からのV字回復を目指す。(大津 紀子)

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