拳四朗、V2戦知名度アップへ“貴乃花スタイル”ストールで「意識しました」

首にストールを巻いて登場した拳四朗(左)は、対戦相手のペドロサとポーズをとる(カメラ・清水 武)
首にストールを巻いて登場した拳四朗(左)は、対戦相手のペドロサとポーズをとる(カメラ・清水 武)

◆プロボクシング ダブル世界戦 ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ 王者・井上尚弥―同級6位・ヨアン・ボワイヨ ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ 王者・拳四朗―同級11位・ヒルベルト・ペドロサ(30日、神奈川県・横浜文化体育館)

 WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗が“貴乃花スタイル”で存在感をアピールした。ダブル世界戦の調印式が28日に都内で行われ、大相撲・貴乃花親方(45)をまねた服装で登場。世間の話題の中心にいる元横綱にあやかり、同級11位ヒルベルト・ペドロサとの2度目の防衛戦で知名度アップを狙う。

 拳四朗の周りには、いつも以上に風格が漂っていた。ブランドものの長いストールを首に巻き、ジャケットとネクタイでビシッと決めて調印式に出席。記者に「貴乃花親方みたいですね」と指摘されると、ニヤリと笑った。「実は意識しました。誰か突っ込んでくれるかなと思って」。思惑通りの展開に満足げだ。

 プロとして知名度アップが狙いだ。2度目の防衛戦は自身初の地上波生中継。「モチベーションもすごく上がっている。やっぱり有名になりたい。それだけです」。ネクタイには5月の王座奪取時のガニガン・ロペス、10月のV1戦時のペドロ・ゲバラ(ともにメキシコ)の名前を刺しゅうで入れた。今後も倒した相手の名前を刻むとともに、絶対王者への階段を駆け上がる気持ちは強い。

 姿は似せても、角界の騒動に無言を貫いてきた本家と違う。名前の由来は漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウ。「連打で勝てば(ケンシロウの必殺技の)『北斗百裂拳』とか言える。その方が新聞もオイシイでしょ? 書かせたいな~」。京都・城陽市生まれの関西人は口も滑らかだ。

 取材を終えると、ワイドショーで連日流れる貴乃花親方の歩き姿を再現。少し胸を反り、目を見開いた表情で会見場を出るそぶりで報道陣を笑わせた。「世界戦でも倒せるところを見せたい。絶対にKOで勝つ。見ている方に面白い試合を見せたい」。場を盛り上げるのもプロ魂。V2で、年の瀬に横綱級の注目度を集める。(浜田 洋平)

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