【高校ラグビー】郡山北工、逆転花園初勝利!過去2度完封負け…小野監督「やっと勝てました」

前半33分、郡山北工・高橋(中央)がチーム2つ目のトライ
前半33分、郡山北工・高橋(中央)がチーム2つ目のトライ

◆全国高校ラグビー第2日 ▽1回戦 郡山北工22―14和歌山工(28日・花園ラグビー場)

 1回戦が行われ、3年連続3度目の出場の郡山北工(福島)が和歌山工(和歌山)に22―14で、花園初勝利を挙げた。過去2度の出場はいずれも完封負けを喫していたが、強化してきたモールを起点に3トライを挙げるなど、FW陣の強さをフルに発揮し、逆転勝ちした。

 ノーサイドの笛がグラウンドに響くと、郡山北工フィフティーンは優勝したかのように抱き合って喜んだ。3度目の正直でつかみ取った花園での1勝。小野泰宏監督(48)は「やっと勝てました。自分たちの形を最後まで出してくれた」と目を細めた。

 過去2回は伏見工(京都)、報徳学園(兵庫)と、関西の強豪相手に完封負け。特にFW陣の当たりの強さの差を痛感してきた。全国の強さを知るために、今季は強豪の目黒学院(東京)と春、夏、秋、冬と合同練習を敢行。また、全国高専ラグビーで準優勝した仙台高専名取とも9、10月は毎週のように一緒に練習してきた。「目黒学院は当たりの強さ、(仙台)高専名取さんとは試合の修正力を学んだ」とNO8後藤陸主将(3年)はいう。

 その経験が大舞台で生きた。前半3分にラインアウトモールからロック斉藤健太郎(3年)がチーム初のトライを決めて先制。花園でチーム史上初得点を挙げた。その後は和歌山工に2トライを奪われたが、前半33分、後半5分にもラインアウトモールを起点にトライを決めて逆転に成功した。同26分にパスカットからセンター佐々木真之介(3年)がとどめのトライ。斉藤は「去年は本当に悔しかった。トライはみんなで取ったものだと思う」と胸を張った。

 30日の2回戦は土佐塾(高知)と対戦。相手も19年ぶりに花園勝利を挙げ、勢いに乗るが、小野監督は「さらに1勝を挙げて、福島のラグビーをアピールできたら」と必勝を宣言。1勝で得た大きな自信を胸に、次は聖地での“年越し”を目指す。(遠藤 洋之)

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