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【ホープフルS】タイムフライヤーが初代王者!クラシックの主役に名乗り

初代王者に輝いたタイムフライヤー(手前)の馬上で喜ぶCデムーロ(奥は2着のジャンダルム)
初代王者に輝いたタイムフライヤー(手前)の馬上で喜ぶCデムーロ(奥は2着のジャンダルム)

◆第34回ホープフルS・G1(12月28日・芝2000メートル、中山競馬場、良)

 新設G1のホープフルSが28日、中山競馬場で2歳馬17頭で争われた。1番人気のタイムフライヤー(Cデムーロ騎手)がゴール前で4番人気のジャンダルム(武豊騎手)を差し切り、初代王者に輝いた。年末の平日開催だったが、売り上げは112億円超えで、有馬記念当日に行われた昨年から362・9%の大幅増となった。

 来年の主役候補にふさわしい勝ちっぷりだった。タイムフライヤーは4コーナーで大外に持ち出して末脚を爆発。先に抜け出したジャンダルムとの叩き合いを制しての完勝。Cデムーロが「皐月賞と同じ舞台で勝ちましたし、ポテンシャルは言うまでもなくある。来年が楽しみです」と、早くもクラシック1冠を意識するコメントが飛び出した。

 スタートでダッシュがつかず、道中は後方から。前半1000メートル59秒6のハイペースと展開が向いたとはいえ、過去4戦で先行策を取ってきたとは思えない末脚の切れだった。「前めで競馬をしようと思っていたが、ゲートが少し遅かったので、切り替えて脚をためるようにした。仕掛けたらすごくいい反応で、瞬発力を見せてくれた」とCデムーロ。差す競馬でも力を発揮できたことは大きな収穫だったといえる。

 来年の牡馬クラシック戦線は現時点で「3強の構図」と考えていいだろう。抜群の瞬発力で朝日杯FSを制したダノンプレミアムと、豪快な末脚で東京スポーツ杯2歳Sを勝ったワグネリアンは手ごわいライバルだが、タイムフライヤーは優れた操縦性を誇る。Cデムーロは「自在性のある馬で乗りやすい。後ろから脚をためる形になれば、2400メートルも対応できると思う」と、伸びしろを評価した。

 この日、阪神競馬場でタイムフライヤーの勝利を見届けた松田調教師は「ここを使ったのは皐月賞(4月15日、中山)と同じ舞台だからで、オーナーサイドに無理を言って、それで結果が出て本当によかった。G1なんでそんないい方をするのはあれなのですが、テストランは今日で終わりましたね」と喜んだ。年明け初戦は未定だが、大目標の皐月賞、日本ダービー(5月27日、東京)への道筋ははっきり見えた勝利だった。(坂本 達洋)

 ◆タイムフライヤー 父ハーツクライ、母タイムトラベリング(父ブライアンズタイム)。栗東・松田国英厩舎所属の牡2歳。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産。通算成績は5戦3勝。重賞初勝利。総収得賞金は1億825万9000円。馬主は(有)サンデーレーシング。

 ◇馬主の吉田俊介・サンデーレーシング代表「G1に昇格して最初のレースでしたから、勝ててうれしいです。今後のローテーションは馬の様子を見て決めることになると思います」

 ◇母タイムトラベリングを所有する追分ファームの吉田正志マネジャー「育成は追分ファームリリーバレーで行いました。生まれた時からすごく大きくて、トモ(後肢)が立派でいい筋肉をしている馬でしたが、ここに来てバランスが良くなり、さらに良くなっていました。この秋は(自身が代表を務めるG1レーシング所有の)ペルシアンナイト、ルヴァンスレーヴに続いてG1・3勝目。すごくうれしいですね」

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