京口“時間差ボディー”でV1だ!井上トレーナーも絶賛「間を取るのがうまい」

リングのトップロープにひもを張り、真ん中に立って攻守の練習をする京口(カメラ・森田 俊弥)
リングのトップロープにひもを張り、真ん中に立って攻守の練習をする京口(カメラ・森田 俊弥)
激しくミット打ちをする京口
激しくミット打ちをする京口

◆報知新聞社後援 プロボクシング トリプル世界戦 ▽WBA・IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王座統一戦12回戦 WBA王者・田口良一―IBF王者・ミラン・メリンド  ▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・木村翔―同級1位、元WBC同級王者・五十嵐俊幸 ▽IBF世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・京口紘人―同級3位・カルロス・ブイトラゴ(31日、東京・大田区総合体育館)

 IBF世界ミニマム級王者・京口紘人が“時間差ボディー”でV1を成功させる。都内の所属ジムで27日、同級3位カルロス・ブイトラゴとの初防衛戦(報知新聞社後援)に向けて練習を公開。コンビを組む井上孝志トレーナー(48)が「間を取るのがうまい」と舌を巻くボディー攻撃で、元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の弟分と言われる挑戦者、ブイトラゴを仕留める。

 試合前に、京口が得意のもん絶ボディーを放った。ただ、相手は挑戦者ブイトラゴではなく、タッグを組む井上トレーナー。公開練習中のミット打ちで、勢い余って同トレーナーに左ボディーを打ち込んでしまったのだ。「すいません。気持ちが乗ってしまって…」と謝罪したが、井上トレーナーは「ホンマに痛かった…。トレーナーのレバー粉砕ブローですわ」と、苦笑いだった。

 思わぬでき事だったが、必殺パンチはこの左ボディー。少年時代に元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(47)から指導された、自信のパンチだ。井上トレーナーも「間の取り方がうまい。だから分かっていても当たるんです」と、高く評価する。タイミングを変えて“時間差攻撃”をすることで、相手に読みにくくなるのだという。

 11月の発表会見時に予告していた、特製パンチにも注目が集まる。ただ、王者は「いい感じに持っていけてる。本番で出せるかは相手の出方による」と多くを語らず。カウンター系のパンチと考えられるが、井上トレーナーも「いろいろとフェイントを入れて出す。(特製パンチの愛称は)ステルス・ローブロー」と“反則技”を口にして、けむに巻いた。

 ブイトラゴは、ニカラグアの英雄で元世界3階級制覇王者アレクシス・アルゲリョの最後の教え子とも言われ、ロマゴンの弟弟子にあたる。京口は「アルゲリョの弟子でも、こちらは辰吉の弟子なので負けない」と自信を見せた。初防衛に成功すれば、スポンサーから勝利者賞として高級時計ブランド「ウブロ」が贈られるという。“ニンジン”もぶら下がり、「年末の5つの世界戦の中でも目立つように爪痕を残したい。もちろん倒す」と誓った。(三須 慶太)

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