【高校ラグビー】“報徳の五郎丸”15Gぜ~んぶ決めた!FB雲山、105点中45得点

後半17分、コンバージョンキックを決める報徳学園・雲山
後半17分、コンバージョンキックを決める報徳学園・雲山

◆全国高校ラグビー第1日 ▽1回戦 報徳学園105―0富山第一(27日・花園ラグビー場)

 開幕し、1回戦8試合が行われた。報徳学園(兵庫)はバックスが全15トライを挙げ、43度目出場で初の100得点超えとなる105―0で、富山第一に圧勝した。高校日本代表候補のFB雲山弘貴(3年)は3トライを決め、15Gすべてを成功させる45得点の活躍を見せた。

 “報徳の五郎丸”が走って蹴って、チーム初の花園100点ゲームを呼び込んだ。186センチ、90キロの雲山がチャンスにライン参加。3トライの決定力だけでなく、15本すべてのゴールキックを決める圧巻の活躍を見せた。右から左からゴールポストの間に収め、「成功率100%が目標だった。トライは両ウィングを生かして取るつもりだったけど、自分で行けたので」と照れ笑いした。

 兵庫県予選はキックが不調だった。コーチから指導を仰いだほか、15年W杯で活躍した元日本代表FB五郎丸歩(31)=ヤマハ発動機=のキックも映像でチェックするなどして復調のきっかけをつかんだ。「軸足の向きとか、ボールの傾きとか勉強になる。僕も将来は日本代表になりたい」と胸を張った。

 チームは攻撃力が際立つが、県予選の4試合に続き、この日も無失点と鉄壁の守りが光った。西條裕朗監督(54)は「それぞれの役割を果たせており(タックルなどで)、ミスしてもカバーできている」と雲山らの防御網を評価した。

 2回戦はBシードの御所実(奈良)との近畿対決となった。雲山のキック復調に指揮官は「大きいですね」と僅差勝利をイメージ。頼れる15番も「目標は優勝」と97年度の4強が最高のチームを、大会初のノーシードVへ導くことを宣言した。(田村 龍一)

 ◆雲山 弘貴(くもやま・ひろき)1999年7月18日、兵庫・西宮市生まれ。4歳から西宮甲東ラグビースクールで競技を始める。報徳学園では1年時からベンチ入りし、2年時からレギュラーのFBで花園に出場した。入学時から、筋トレと3食+3度のおにぎり補食で体重を20キロ増やして現在90キロ。ポジションはFB、ウィング。ベンチプレス110キロ、50メートル走6秒3。明大に進学予定。

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