【高校ラグビー】函館ラサール、花園初勝利ならず 重量FW鹿児島実に屈す

後半12分、相手をあおむけに倒しながら突進する函館ラサールの山田(中)
後半12分、相手をあおむけに倒しながら突進する函館ラサールの山田(中)

◆全国高校ラグビー第1日 ▽1回戦 鹿児島実38―12函館ラサール(27日、大阪・花園ラグビー場)

 1回戦8試合が行われた。2年ぶり2度目出場の函館ラサール(南北海道)は、鹿児島実(鹿児島)に12―38で敗れた。前半24分、左ウィング・斉藤裕昭(3年)のトライで一時は12―12の同点に追いつたが、後半無得点に抑えられ、花園初勝利はならなかった。先発10人が1、2年生と若いチームは悲願の1勝に向け、再び練習を重ねる。

 5―12で迎えた前半24分、函館ラサールが10メートルの中央ラックから左に展開したボールを、斉藤裕が中央に飛び込みトライ。SH河野友祐(2年)が冷静にゴールキックを決め、同点に持ち込んだ。「外にスペースを作ってボールを動かす、一番やりたかったプレー」と斉藤裕。前半終了間際にトライを奪われ勝ち越しを許したものの「同点の一本(トライ)は、自分たちのやりたかった事ができた」と胸をはった。

 FWの平均体重が78・2キロのラサールに対し、鹿児島実は94・2キロ。後半は大型FWの圧力に苦しみ、ミスを連発した。荒木竜平監督(53)は「小さなミスからうねりが広がり、手がつけられなくなってしまった」と無念の表情。付属中から進学する選手が多い中、高校でラグビーを始めた斉藤裕は「花園の存在も知らなかった自分が、ここまで夢中になれたのは仲間のおかげ。下級生が多く残るので、来年は絶対勝ってほしい」と夢を託した。(大津 紀子)

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