【高校ラグビー】東海大静岡翔洋、初戦突破!日本代表候補エース・望月が2トライ

後半26分、相手タックルを振り払い、トライを決める東海大静岡翔洋・望月
後半26分、相手タックルを振り払い、トライを決める東海大静岡翔洋・望月

◆全国高校ラグビー第1日 ▽1回戦 東海大静岡翔洋41―12高松北(27日・花園ラグビー場)

 開会式と1回戦が行われ、東海大静岡翔洋が計6トライを奪い、高松北(香川)を41―12で下した。前半終了間際に2トライを許して15―12と3点差に詰め寄られたが、後半から出場した高校日本代表候補のCTB望月裕貴(3年)の2トライなどで突き放した。県勢の初戦突破は4年連続。翔洋は30日の2回戦ではシード校の佐賀工と対戦する。

 189センチ、94キロのトライゲッター望月がいきなり地力を発揮した。「流れを変えようと思った」と、50メートル6秒2の俊足を生かして右サイドを突破。相手のタックルを次々と振り払い、最後は倒されながらも長い腕を伸ばしてトライ。後半開始と同時にピッチに立ち、わずか1分で仕事をやってのけた。

 背番号24でベンチスタート。風邪で5日間練習を休み、3日前に合流したばかりで「本当は使いたくなかった」と真崎智央監督(34)は明かした。序盤はエース抜きでも翔洋ペース。前半6分、ゴール前のラックから左ロック瀧優太が先制トライを奪うと、14分にはSO山川翔希がPGを決める。3分後には右センター稲名海渡(いずれも3年)が抜け出し15―0とリードした。

 しかし5年ぶりの大舞台に緊張もあった。20分過ぎから攻め込まれて自陣ゴール前で反則を連発し、あっという間に3点差に。「焦ってしまい、ミスから自滅していた」と瀧。そんなムードを、後半開始直後の望月のプレーが吹き飛ばした。

 FW陣も「負けていられない」と奮起。14、21分にはラインアウトからのモールで押し込み2トライだ。県大会でライバル・聖光のモール対策を練習してきた結果、自分たちの強みにできたという。「前半の攻撃で、押せる手応えがあった」とNO8佐藤空翔主将(3年)は目を細めた。

 次の相手は佐賀工。「もう体調も大丈夫。翔洋のラグビーをして勝ちたい」と望月は意気込んだ。衝撃的な花園デビューを飾ったエースを先頭に、名門に挑む。(里見 祐司)

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