明成、広島皆実を退け4強 八村阿蓮が44得点と爆発!憧れの兄・塁に続く

得点を決める明成・八村
得点を決める明成・八村
ドライブで切り込む八村(左)
ドライブで切り込む八村(左)

◆全国高校バスケットボール選手権大会(ウィンターカップ)第5日 ▽男子準々決勝 明成84―67広島皆実(27日・東京体育館)

 男子の準々決勝で、明成(宮城・高校総体2位)が84―67と広島皆実(広島)に快勝、4強入りを決めた。センター(C)八村阿蓮(3年)が、44得点と大爆発。洛南(京都)との3回戦で、ファウルトラブルで思い切ったプレーができなかったうっぷんを晴らした。昨年大会で初戦敗退、今夏の高校総体では1点差で準Vと苦杯をなめてきたチームが、日本一へあと2勝と迫った。

 堂々と力強く、大黒柱らしい存在感を見せた。明成のC八村が、ゴール下の勝負で相手を圧倒。いずれもチームトップの44得点14リバウンドと全得点の半分以上を叩き出し「最初はゴール下で落ち着きのないプレーをしていたけど、途中から修正できた。自分どうこうより、チームが勝ててよかった」と淡々と振り返った。

 反省を生かした。26日、洛南(京都)との3回戦では第2クオーター(Q)終盤で4ファウル。あと一つファウルを取られると退場となるだけに、後半は思い切ったプレーができず、13得点と本来の切れのある動きは影を潜めた。準々決勝は、ファウル2つ。「ファウルをなるべくしないように、ずっと気にしていました」。冷静にプレーしながらも、3回戦のうっぷんを晴らす大爆発だった。

気持ち負けん 偉大な兄の背中を追いかけてきた。八村の兄・塁(米ゴンザガ大2年)は、主力として2013~15年にウィンターカップ3連覇を達成。「大黒柱のような存在。自分は兄さんみたいな技術はないけど、泥臭さや身長を生かしたプレーで、そういう存在になりたい」。チームとしても高校総体準Vなど、実績では及ばないが「気持ちだけでは負けてない。自信があります」と力強く言い切った。

 佐藤久夫コーチ(68)は「昨日は我慢したけど、今日は我慢したくなかった。今日は阿蓮が頑張ってくれた」とたたえた。「ここからが勝負。自分たちが練習してきたものを出して、明成らしいバスケをしたい」と阿蓮。頂点だけを見据えるエースを中心に、2年ぶりの日本一を目指す。(山口 泰史)

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