加藤条治、4大会連続出場へ「一発」出す…スピードスケート代表選考会27日開幕

公式練習で調整した加藤(カメラ・酒井 悠一)
公式練習で調整した加藤(カメラ・酒井 悠一)

 スピードスケートの平昌五輪代表選考会は27日、長野市エムウエーブで開幕する。26日は会場で公式練習が行われた。特に激しい代表争いが繰り広げられそうなのが、初日の男女500メートルだ。男子は2010年バンクーバー五輪銅メダルの加藤条治(32)=博慈会=が経験を生かし、4大会連続出場へ意欲。女子の神谷衣理那(25)=高堂建設=は、選考基準を満たしながらソチ五輪代表から漏れた4年前の雪辱を期した。

 加藤の表情には、修羅場をくぐってきた自信がみなぎっていた。今大会は男子500メートルのみエントリー。4大会連続五輪出場を果たせるかは、1本のレースで決まる。10年バンクーバー五輪銅メダリストにとっても重圧のかかる一戦になるが「こういった注目度の高いレースは一番経験してきている。自分は一発勝負を得意としてるので、明日はいい一発が出ると期待してます」と涼しい顔だった。

 今季は両膝に痛みを抱えながらも10月の全日本距離別選手権で4位に入り、W杯前半4大会の代表に選ばれた。来年2月の五輪本番にピークを合わせていく過程の中でも、高地のリンクでは3戦とも34秒台中盤を記録。帰国後の調整で「だいぶ体も動いてきている」と上積みも実感している。

 上位3人が選考される可能性が高い同種目の争いはし烈だ。W杯第2戦で2位に入った山中大地に勢いがあるが、W杯出場組、国内で調整した若手や実績十分のベテランも控える。ほぼ横一線の状況だが「(低地で)34秒台を出せるところまで来ている。射程圏内に十分入ってると思う。冷静に熱く滑りたい」と手応えは十分。一発勝負を制し、4度目の大舞台への切符をつかむ。(林 直史)

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