貴乃花親方、聴取予定通りだった

26日午後、外出先から部屋に戻った貴乃花親方
26日午後、外出先から部屋に戻った貴乃花親方

 元横綱・日馬富士関(33)による暴行問題で、25日に行われた日本相撲協会の危機管理委員会による貴乃花親方(45)=元横綱=の聴取が、事前に日時を設定して行ったことが26日、分かった。危機管理委、同親方側とも十分な準備をして臨んだ模様で、28日の臨時理事会及び臨時評議員会で処分が協議される。大相撲初場所(来年1月14日初日・両国国技館)の新番付では、新小結・貴景勝(21)が貴乃花部屋初の三役昇進。入院中の兄弟子・貴ノ岩(27)は十両に陥落した。

 暴行問題で最後となった貴乃花親方への聴取は、先週末までに予定日が決まっていた。協会幹部はこれまで、当日に連絡が入って実施に至ったと述べていたが「元々、昨日(25日)やることは決まっていた。昨日突然じゃないよ」と協会関係者。20日の臨時理事会直後の聴取は同親方に断られたが、「できるでしょう」と関係者の言葉通りに都内のホテルを同親方が指定して実現。合計10回も断られたような混迷はなかった。

 聴取日を設定したのは双方に利点があるからだ。貴乃花親方は聴取にこれまでのような文書ではなく、弁護士を同伴。処分を下される立場の同親方は被疑者に近い立場。聞き取り内容に「どう答えるべきか」助言を得て、弁明の論点を明確にすることができる。

 聴取を行う危機管理委側も聴取日から逆算して聞き取り内容への周到な準備を行える。貴乃花親方は臨時理事会で独自の文書を用意して自らの主張を展開しており、中4日の時間で指摘する点もより明確にできたとみられる。

 関係者によると、20日より前の時点では懲罰規定で4番目に重い「業務停止」処分を求める声があったという。理事会後に評議員会があることを鑑(かんが)みれば、より重い「降格」もあり得る。厳正な聴取の末に下される結果に注目が集まる。

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