黒沢尻工“開幕戦”勝って京都成章と再戦だ

パス練習に励む黒沢尻工・阿部主将(左)
パス練習に励む黒沢尻工・阿部主将(左)

 全国高校ラグビー大会(大阪・花園ラグビー場)が27日、開幕。3年連続29度目出場の黒沢尻工(岩手)は、開会式直後の第1グラウンドで山口(山口)と対戦する。26日は大阪市内で約1時間30分の最終調整。大観衆がいる“開幕戦”で、2年ぶりの花園での勝利をつかみ、2回戦(30日)のAシード・京都成章(京都)に挑む。

 自然と声が出た。初戦前、最後の練習で黒沢尻工は激しい当たりこそしなかったが、セットプレーやラックからの展開で攻守を確認。センター阿部竜二主将(3年)は「花園のメイン(第1)グラウンドで、しかも開会式直後の試合なので本当に楽しみ。観客は多いだろうし、声がいつも以上に通らないと思うので、大きな声を出すことを意識して臨みたい」と待ち遠しそうに語った。

 チームの目標は1989年度以来、28大会ぶりの8強入り。「一戦一戦」と主将は強調しながらも、意識するのは2回戦のAシード京都成章だ。4月の全国選抜大会(熊谷)で対戦し、7―86の大敗。同大会直後に就任した伊藤卓監督(43)は「あの負けからスタートしている。体力や守備の意識は当時から大きく成長していると思う」と期待する。

 今年は創部70年。阿部主将も「目標(8強入り)を達成することで新たな歴史を作りたいと思う」と気合十分だ。大観衆の前で山口との“古豪”対決を制し、番狂わせの布石にする。(遠藤 洋之)

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