葛西、有馬温泉へ弾丸旅行 8度目五輪出場へ“金泉パワー”注入

出発を前に小林潤志郎(右)と健闘を誓った葛西紀明
出発を前に小林潤志郎(右)と健闘を誓った葛西紀明

 ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(45)=土屋ホーム=、小林潤志郎(26)=雪印メグミルク=、小林陵侑(21)=土屋ホーム=が26日、W杯遠征のため新千歳空港から経由地の羽田空港へ移動した。27日にドイツへ出発する。自身8度目の五輪出場を目指す葛西は、約1週間のオフの間に日本三名湯の一つ有馬温泉(兵庫)へ弾丸旅行。今季は個人5戦を終えW杯ポイント獲得(30位以内)が1度だけと本調子ではないが、“金泉パワー”を注入し逆襲に出る。

 レジェンドが逆襲に打って出る。約1週間のオフを終えた葛西は「ジャンプのことは考えないように、今回は思い切って休んだ。この遠征中に(平昌五輪の)代表が決まるので、しっかり成績を出したい」と充実感に満ちた表情で決意を新たにした。

 伝統の欧州ジャンプ週間(W杯個人第8~11戦)へ向け、充電完了だ。今季の葛西は個人5戦を終え、ポイント獲得(30位以内)は1度だけ。日本勢3番手と本調子からは遠い。そこで「奥さんが調べてくれた」と、日本三名湯の一つ有馬温泉へ2泊3日の弾丸旅行に飛び出した。

 有馬温泉特有のぬるく、海水よりも塩分濃度が高いとされる「金泉」につかり「『染み込め、染み込め』と思いながら必要以上に入っていた。合計2時間くらい」と日本最古と言われる名湯で“厄払い”。普段の一時帰国中はテニスなどで調整するが、今回は30分ほどのジョギングを2日行っただけで「頭をクリアにしたかった。金泉パワーでぐんと行きたいね」と声を弾ませた。

 1月中旬には得意とするフライングヒルの大会が控える。「フライングヒルでは自動的に良いジャンプができるはず。(海外勢とは)そこまで離されていない感があるので、自分次第で表彰台も狙える」と浮上のきっかけをつかむつもりだ。

 自身8度目の五輪出場へ向け「まずは予選をしっかり通ってポイントを取りたい。その中で調子を取り戻していけたら」と葛西。悲願の金メダル奪取へ、“金泉パワー”を注入したレジェンドが、ゆっくりと上昇気流に乗っていく。(宮崎 亮太)

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