【巨人】由伸監督、沢村起用法“白紙”「期待したいけど悪ければ使わない」

今月、ハワイで自主トレを行った沢村
今月、ハワイで自主トレを行った沢村

 巨人・高橋由伸監督(42)が25日、来季の復活が期待される沢村に対して辛らつなメッセージを送った。2016年に37セーブをマークし、セーブ王に輝いた右腕だが、今季は右肩痛で登板はなし。その間、カミネロが新守護神に君臨した。来季もマシソンとともに終盤を任せる方針にあり、沢村も含めた“剛腕トリオ”は相手の脅威になるはずだ。しかし、指揮官は意外にも手厳しかった。

 「そりゃあねえ、元々は力のある投手だから期待はしたいけどね。ただ、どこで使うかは白紙だよ。今年1年投げてないんだから。良ければ使うし、悪ければ使わないよ」

 チームは11年ぶりのBクラスに転落した。責任を探せば、たくさんある。打てなかった攻撃陣はもちろんで、計算していた選手が活躍できなければ、戦況は苦しくなる。その敗因の一人が沢村であり、「戦力にならなかったんだから、見方は変えないといけない。紅白戦、オープン戦と投げられるところを見せてもらわないと」と要求した。

 実際、マシソンとカミネロの2人と融合すれば、より鉄壁だ。中でもマシソンと沢村はロングリリーフも効き、先発投手は最低5、6回までを投げればいい。今年以上の安定感が備わるだろう。その点は指揮官も「毎日、マシソン、カミネロに投げさせるわけにいかない」と、“新規参入”を待ち望んでいる段階だ。

 沢村は、はい上がってこられるか―。由伸監督は「悪ければ使わない」と話す通り、簡単にポジションを与えるつもりはない。西村や田原、山口鉄や池田、篠原らと横一線からスタートし、失った信頼を勝ち取る旅に出る。常時150キロを超える真っすぐは、破壊力抜群。実績も豊富な右腕は、再び輝きを放つことができるのか。低く設定されたスタート地点から、再起への道が始まる。(水井 基博)

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