【高校駅伝】佐久長聖が9年ぶり2度目のV 元箱根ランナー・高見沢監督の起用的中

優勝を決めて胴上げされる佐久長聖・高見沢監督
優勝を決めて胴上げされる佐久長聖・高見沢監督

◆男子第68回全国高校駅伝(24日、京都・西京極陸上競技場発着=7区間42・195キロ)

 男女ともに元箱根ランナーの指揮官が、母校を全国制覇に導いた。男子は、山梨学院大出身の高見沢勝監督(36)が率いる佐久長聖(長野)が2時間2分44秒で9年ぶり2度目の優勝。女子は、東洋大出身の釜石慶太監督(30)が2012年に就任した仙台育英(宮城)が、歴代2位の1時間6分35秒で23年ぶり3度目の頂点に立った。

 高見沢監督の起用が的中した。佐久長聖は7区間のうち3区間で1年生が出場。2区・服部凱杏(かいしん)と6区・鈴木芽吹(めぶき)が区間賞に輝き、5区・富田陸空(りく)は1秒差の区間2位。「1年生が頼もしかった。あと2年いるので楽しみ」。元箱根ランナーの指揮官が、強豪校に9年ぶりの全国Vをもたらした。

 山梨学院大では箱根駅伝に01年(8区3位)、03年(3区7位)、主将を務めた04年(4区10位)と3度出場。両角速前監督(51)の東海大監督就任に伴い、11年にコーチから昇格した。最初の2年は全国高校駅伝で21位、10位。「正直、きついこともあった」と振り返る。前監督から引き継いだだけの練習メニューを改めた。走る量を減らしてでもフォームの様々な動作を鍛え、チーム力を上げた。

 「1年から、こんな思いが経験できてよかったです」と鈴木。5年連続トップ5と安定した成績を残したチームは黄金時代を迎えたと言えそうだ。(武田 泰淳)

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