“元帰宅部ボクサー”下町俊貴が全日本新人王で日本ランク入り濃厚

Sバンタム級、飯見(左)を4回TKOでマットに沈めて全日本新人王に輝いた下町
Sバンタム級、飯見(左)を4回TKOでマットに沈めて全日本新人王に輝いた下町

◆プロボクシング第64回全日本新人王決勝戦▽スーパーバンタム級5回戦〇下町俊貴(TKO 4回51秒)飯見嵐●(23日、東京・後楽園ホール)

 “元帰宅部ボクサー”の西軍スーパーバンタム級・下町俊貴(21)=グリーンツダ=がMVPに輝いた。東軍のMVPだった飯見嵐(21)=ワタナベ=に4回51秒TKO勝ちして全日本新人王を獲得。技能賞は西軍のスーパーフェザー級の森武蔵(18)=薬師寺=、敢闘賞には東軍のライト級・有岡康輔(24)=三迫=が選ばれた。対抗戦成績は東軍の52勝6敗2分け。

 連打でレフェリーストップを呼び込むと、179センチの長身サウスポー・下町が喜びを爆発させた。「めちゃめちゃ怖かった」と正直に打ち明けた後に「倒せて良かった」と笑顔を見せた。

 下町は小5から「K―1を親が見ていて強いのは格好良いと思った」とボクシングを始めた。だが「遊びたいから」と1年ほどで挫折し、中高時代は帰宅部。高校卒業直前に「働きたくなくて」再びボクシングを始め、15年12月にデビューした。体力がなく「練習であばらにひびが入った」こともあったという。

 そんな“元帰宅部ボクサー”が、ここまで4戦全KO勝利だった東日本のMVP・飯見を撃破する金星を挙げた。日本ランク入りが濃厚となった下町は「これからもっと体力をつけてランクを上げて、タイトルマッチをやれれば」と夢を語った。

 ◆下町 俊貴(しもまち・としき)1996年11月4日、大阪府生まれ。21歳。7勝(4KO)1敗1分け。身長179センチの左ボクサー。

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