【阪神】掛布SEA、敬遠申告制にもの申した「ちょっとさみしいかな」

公開収録にゲストで参加した掛布氏
公開収録にゲストで参加した掛布氏

ドラマがある 阪神・掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、62)が23日、阪神競馬場でラジオ番組の公開収録に臨み、来季から導入見込みの敬遠申告制に疑問を投げかけた。「僕もいろんな敬遠のドラマを持っているし、ちょっとさみしいかな」と、持論を展開した。

 掛布SEAも現役時代の1982年4月3日の大洋戦(横浜)では、小林繁の敬遠球のサヨナラ暴投を三塁からぼう然と見つめた。中日・宇野と本塁打王のタイトル争いをしていた84年のシーズン終盤には、5打席連続敬遠も経験。「あれを(投げずに)全部歩かせたらつまらなくなる。はいどうぞ!というのもね」と振り返る。

 今季の敬遠四球(途中で捕手が立ったものも含む)は両リーグ90個。10試合に1回程度だけに時間短縮につながるかは微妙だ。「もしもゲームを短縮するなら、違う方法がある。僕らの時代は敬遠でいろんなポイントになるようなこともあった」と、複雑な表情を浮かべた。

 ◆1984年の敬遠合戦 阪神・掛布と中日・宇野はリーグトップの37本塁打で並び、これで全日程終了となる直接対決2試合を迎えた。10月3日(ナゴヤ)は宇野が満塁の場面で歩かされるなど、5打席連続敬遠。掛布も5打席連続で歩かされた。リーグから正々堂々と戦うことを通達されたが、5日(甲子園)でも、2人はともに5打席連続敬遠。タイトルは分け合ったが、大騒ぎとなり、阪神・安藤監督の辞任の引き金にもなった。

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