登坂は復帰戦勝利も、涙の“強制ストップ”で女子50キロ級準決勝を棄権…全日本レスリング選手権

登坂絵莉
登坂絵莉

全日本レスリング選手権第3日(22日、東京・駒沢体育館)

 昨夏のリオ五輪48級女王の登坂絵莉(東新住建)が、女子50キロ級2回戦で加賀田葵夏(青山学院大)と対戦。だが、10月に負傷した左ひざと左足首痛の影響で本来の動きを見せられずに7―4で辛勝。すると試合後にまさかの展開が待っていた。

 観戦していた日本協会の栄和人強化委員長が、試合後の記者会見場に姿を見せた。本人は報道陣に対し、23日の準決勝に強行出場する意向を示したが「やめた方がいい。俺が止める。出たいかもしれないけど、悪化したら困る」と準決勝を棄権させることを明言した。本人は号泣しながら「すいません。分かりました」と頭を下げた。

 登坂は10月の練習中に左ひざと左足首を負傷した。栄強化委員長は「ちょうどその場にいたけど、本当にすごい音がした。今日の試合を見ていたら、悪い方の足を取られた時に我慢できていなかった。無理に戦うと今後の強化にも影響する」と棄権を決断した理由を説明していた。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請