井口選手が快勝…「第9回オーナーカップグレ金勝杯 四国大会」

表彰台でカップを掲げる井口選手(左は2位・坂東選手、右は3位・生駒選手)
表彰台でカップを掲げる井口選手(左は2位・坂東選手、右は3位・生駒選手)

 「第9回オーナーカップグレ金勝杯 四国大会」(主催・(株)オーナーばり)は10日、徳島・阿南市にある伊島周辺の磯で開催された。92人が参加し、セイガバエに上がった井口賢選手(43)=阿南市=が最長寸45センチ、総重量3640グラムで初優勝を飾った。※審査対象は25センチ以上。3尾総重量で競った。

 辺りはまだ暗い午前6時、熱戦の幕が上がった。各選手は4隻の渡船に分乗して、それぞれの磯へ。天候は晴れ。風と波は穏やかだったが、気温3度と朝は厳しく冷え込んだ。

 記者は、オーナーばりフィールド・テスターの山口美咲選手に同行。「五九十(ごくどう)」に上がった。山口選手は、船着きに釣り座を構えて仕掛けをセット。朝日を背に受けての1投目だった。竿が大きく曲がった。真剣な表情から、かなりの手応えが伝わる。慎重なやり取りの末、上がってきたのは39センチ。2ヒロ半ほどのタナで、いきなり良型グレを仕留めた。

 しかし、次が続かなかった。手前は餌取りに邪魔され、沖を攻めれば30センチ級のイサギがヒット。結局、グレを追加することなく正午の納竿時間を迎えた。山口選手の他にも最初の数投で40センチ級を釣った選手が数人いた。試合後、山元委員長は「有名な磯は連日、まき餌が入っていることが多い。だから、最初はオキアミだけをまいて10分ほどやる。これで結構、いい目をする」と、攻略のヒントをくれた。

 一方、優勝した井口選手は5尾のグレをキープ。45~39センチの3尾を選び、3640グラムをマークした。上り潮のなか、午前10時頃までに39センチを筆頭に規定の3尾をゲット。「下り潮に変わると激流で、どこを釣ったらいいのか分からなかった」。竿2~3本の深ダナをウキを沈めて狙い、40センチオーバーを2尾追加した。

 グレ釣り歴は5年ほどで、同好会「阿南黒潮会」に所属。地元の伊島や牟岐大島がホームだ。「こんなに大きい大会で勝ったことはなかった。これを契機に他の大会でも優勝したい」と飛躍を誓っていた。(小谷 竜一)

 ○…報知APG・生駒浩史選手(52)が、堂々の3位入賞。小浦のハナに上がり潮目を攻略。ウキ下2~2ヒロ半で43センチ筆頭に15尾以上も仕留めた。「仕掛けが立ちすぎて角度が悪かったから、ハリスを2号に太くして、オモリを軽いG10にするといい角度でなじむようになった」。使ったハリは速攻グレ4、5号。ベテランの繊細な工夫で好釣果を挙げた。

 準優勝・坂東孝志選手「唐人の東に上がった。タナは2ヒロ半。ウキを00号に替えてオモリを外して30センチぐらい沈めると一発目に46センチが来た。ハリは速攻グレの4、5号と元輝グレ4号」

 山元八郎・大会実行委員長(報知APG)「いつもより食いは渋かったが40センチ以上はかなり釣れた。これからの時期、ハリは小さい方がいい。ウキの浮力も強すぎると魚はくわえた餌を離す。繊細な仕掛けがお勧め」

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