駒大苫小牧「打てる遊撃手」“第2の佐々木孝介”を探せ

守備練習に汗を流す舞原(中央手前)ら駒大苫小牧ナイン
守備練習に汗を流す舞原(中央手前)ら駒大苫小牧ナイン
自らお手本となってスローイングを指導する佐々木監督
自らお手本となってスローイングを指導する佐々木監督

 “第2の佐々木孝介”を探せ―。来春のセンバツ出場がほぼ確実となっている駒大苫小牧は20日、苫小牧市内の同校で練習を公開。佐々木孝介監督(30)は内野の要である遊撃手を固定できていない現状を課題に挙げ、守備練習に重点を置いている。捕手も遊撃のポジションに入るなど、全員の遊撃手の適性を見極め、2004年のV1戦士である佐々木監督のような「打てる遊撃手」を見いだしていく。

 一塁手だろうが、捕手だろうが関係はない。駒大苫小牧の屋内練習場で行われた守備練習。投手以外の内野手全員が一塁から遊撃までの内野の4つの守備位置に代わる代わる入り、佐々木監督が転がすゴロを捕球し、送球を繰り返した。食事タイムで一度中断したものの、計2時間、白球を追った。指揮官は「全員がどこでも守れるようにとやっている」と意図を明かした。

 全ポジションを練習する意味がある。新チーム結成から課題だったのが遊撃手の固定だ。11月の明治神宮大会では初戦(準々決勝)で大阪桐蔭に2―4で敗れた。遊撃手は石川楓雅(ふうが)が先発し、6回裏からは大沼恒介(ともに1年)が途中出場した。ともに無安打に終わり、佐々木監督は「そこが固定されれば大きく変わる」。内野手全員に遊撃を挑戦させ、じっくりと適性を見極めていく。

 理想は打てる遊撃手だ。現チームは遊撃を2番に置いているが、打力のある選手が遊撃に入ることができれば、自ずと打線の強化につながる。2004年夏の甲子園の初優勝時の主将だった佐々木監督も、遊撃で打線の中軸に座り、攻守でチームを引っ張った。

 3番・一塁の舞原陽和(2年)は「監督のような遊撃手が理想。遊撃は守りの要なので自分がやる思いでいる」と意気込んだ。

 大阪桐蔭戦では、3回に2度の送球ミスが続いて3失点。打力とともに、守備力の向上も今オフのテーマとなる。舞原は「守りからリズムを作れないと勝つことはできない。冬場にしっかりと鍛えていきたい」。“第2の佐々木孝介”を発掘し、春に備える。(清藤 駿太)

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