元週刊ゴング編集長の小佐野景浩さんが「プロレス秘史」出版

「プロレス秘史1972-1999」
「プロレス秘史1972-1999」

 “熱血プロレスティーチャー”の異名を持つ元週刊ゴング編集長の小佐野景浩さん(56)が「プロレス秘史1972-1999」(徳間書店、2300円+税)を出版した。1972年から1999年という区切り方は、アントニオ猪木独立(新日本プロレス旗揚げ)から、ジャイアント馬場さんの死去までという意味で、昭和の黄金時代が中心になっている。

 プロレス取材歴37年の小佐野さんが、「週刊アサヒ芸能」で書いてきた連載「平成プロレス名勝負裏リングサイド」「プロレス黄金時代・昭和の名勝負 裏実況」、「90年代プロレス戦国時代 ウラ実況」を中心にまとめ、さらに50本を書き下ろして、152の名勝負と馬場さん死去で構成され、496ページにも及ぶ。

 収録試合はアントニオ猪木VSモハメド・アリ(1976年6月26日・日本武道館)、ジャンボ鶴田VSミル・マスカラス(77年8月25日・田園コロシアム)、タイガーマスクVSダイナマイト・キッド(81年4月23日・蔵前国技館)、長州力VS藤波辰巳(83年4月3日・蔵前国技館)、武藤敬司VS高田延彦(95年10月9日・東京ドーム)などの代表的なものから、ジャイアント馬場VSラジャ・ライオン(87年6月9日・日本武道館)、大仁田厚VS栗栖正伸(90年2月12日・後楽園ホール)などの裏面史まで「記者席から観た真実」を書き尽くしている。

 小佐野さんの著作はゴン時代の「SWSの幻想と実像」(99年)、「昭和プロレス維新」(00年)、「天龍同盟十五年闘争」(02年)=いずれも日本スポーツ出版社=の3部作以来15年ぶり。“1000のネタを持つ男”小佐野さんにとって、今作は目次のようなものだろう。次作はワンテーマ本を読んでみたい。

 ◆小佐野 景浩(おさの・かげひろ) 1961年9月5日、神奈川・横浜市鶴見区生まれ。56歳。中大時代に日本スポーツ出版社「月刊ゴング」「別冊ゴング」の編集スタッフになり、83年に入社。94年に「週刊ゴング」編集長に就任。04年に退社し、フリーライター、コメンテーターに。

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