ダルビッシュ、カブスと自ら交渉 通訳なしで3時間半「脳使ってここ10年で一番疲れた」

ダルビッシュ有
ダルビッシュ有

 ドジャースからFAとなっているダルビッシュ有投手(31)が18日(日本時間19日)、自宅のあるテキサス州ダラスで、カブスのエプスタイン球団社長、ホイヤーGMらと直接交渉を行った。一方、ツインズはダルに球団史上最高条件をオファーする見通しと報じられ、今季世界一のアストロズも獲得に興味。今オフ最大のFA選手ダルの移籍先がクローズアップされてきた。

 ダルビッシュはこの日、自らのツイッターでカブスとの直接交渉を公表した。

 「非常にいいミーティングでした。自分なりに英語を次のステップに持って行きたくて通訳なしで3時間半ミーティングしました。かなり脳を使ったためここ10年で一番疲れたんじゃないか。また明日も英語頑張ります」

 交渉に同席も異例なら、通訳なしも超異例だ。ダルの英語力は既にかなりのレベル。公式会見などの際は誤解が生じないよう通訳をつけるが、チームメートらとの意思疎通には全く問題がない。今回も、球団社長、GM、ウルフ代理人らと、堂々と英語で渡り合い、条件面の細かな部分まで、踏み込んだやりとりをしたとみられる。さらに、19日も交渉に臨むことを示唆した。

 3年連続ポストシーズン進出のカブスはアリエッタ、ラッキーが退団。本命視されていたコブ、再契約を望むアリエッタらのFAとの契約が進んでおらず、ここに来てダル獲得に大きくかじを切ってきた。

 一方、ダル獲得を公言しているツインズは、球団史上最高額の契約をオファーする見通しと公式サイトが伝えた。米国野球サイトが予想するダルの契約額は総額1億6000万ドル(約180億円)の6年契約で、年平均2667万ドル(約30億円)。ツ軍のFA選手の最高額は先発右腕E・サンタナとの4年総額5500万ドル(約62億円)だが、首位打者3度の生え抜き捕手、J・マウアーとは年平均2300万ドルの8年総額1億8400万ドル(約208億円)で契約延長したことがある。日本人最高のヤンキース・田中将大の年平均2214万ドル(7年契約)を超えるかにも注目だ。

 ワールドチャンピオンとなったアストロズも、エース左腕・カイケルの来年オフ移籍が濃厚で、ダルに長期契約をオファーした模様。ダル側は、世界一を狙えるチーム力、首脳陣の方針などを移籍条件としている。3球団とも今年のポストシーズンに進出しており、横一線か。右腕の動向が全米注視の的となっている。

 ◆ダル獲得を狙う3球団

 ▽カブス ヤンキースなどと並ぶ超人気球団。3年連続ポストシーズン進出とチーム力安定も、先発陣が駒不足。

 ▽ツインズ 最大級のオファー準備か。今季7年ぶりにポストシーズン進出。チーム防御率4.59で投手陣の整備が急務。

 ▽アストロズ 今年創設初の世界一。本拠がヒューストンでダルの住まいが近い。強力打線で援護も期待十分。救援陣が手薄なのが弱点か。

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