“ASKAの女”栩内被告22日初公判、覚醒剤所持も使用も否認

スポーツ報知

 覚醒剤取締法違反などの罪で起訴された歌手のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)とともに逮捕、起訴された会社員・栩内(とちない)香澄美被告(37)の初公判が22日、東京地裁で行われる。同被告は、5月17日の逮捕以降、覚醒剤の所持も使用も認めておらず、法廷の場でも否認の姿勢を貫くとみられる。

 同被告の毛髪や尿からは覚醒剤の陽性反応が検出されているが、元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「認めていれば保釈され、裁判では執行猶予もついたはず。『知らなかった』と言い続けることで、無罪を狙っているのでは」と分析する。今年3月、水戸地裁では覚醒剤を誤飲した可能性があるとして、男性が無罪になった例もある。

 だが同被告が否認を続けた場合、22日以降の裁判で「検察側がASKA被告を証人として呼ぶ可能性がある」と若狭氏は指摘。「ASKA被告の保釈が認められたのは、栩内被告と覚醒剤の関わりについて、何らかの事実を話したからではないか」と分析する。法廷では、2人が覚醒剤を使用していた状況などの事実が明らかになるとみられ、注目の裁判となりそうだ。

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