ASKA被告、8・28初公判 即日結審、9月中に判決

スポーツ報知

 東京地裁は2日、覚醒剤取締法違反などの罪で起訴された歌手のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)の初公判を8月28日に行うと明らかにした。同被告は起訴内容を認めるとみられ、裁判は同日に結審し、数週間後に判決が出る見通しだ。初犯のため執行猶予がつく可能性が高い。保釈申請中の同被告は、この日も保釈されなかった。

 最初の逮捕からこの日で47日目。ASKA被告が法廷に立つ日が8月28日に決まった。

 ASKA被告は覚醒剤と合成麻薬MDMAを所持、使用したなどとして、3回逮捕され、2回起訴された。当初は逮捕容疑を否認していたが「眠気をとって集中するため、2、3年前から覚醒剤を使った」と認めている。だが、同時に逮捕された会社員・栩内(とちない)香澄美被告(37)との関係や使用状況、手を染めた正確な時期など明らかになっていないことも多く、法廷でどこまでが明らかになるのかが注目される。

 公判でも起訴内容を認めるとみられ、裁判は同日中に結審し、9月中には判決が言い渡される見通しだ。初犯のため、執行猶予がつく可能性が高く、その場合、同被告は控訴しないとみられる。日大法科大学院・板倉宏名誉教授は「覚醒剤事件の裁判は1回か多くて2回。28日のうちに結審するでしょう。量刑は懲役3年、執行猶予4年が妥当」と予想する。

 弁護側は先月30日に、同被告の保釈を請求。1日に続き、この日も同被告が勾留されている警視庁東京湾岸警察署には、早朝から約50人の報道陣が集まったが、同被告が保釈されることはなかった。

 板倉氏は「保釈金は1000万円程度でしょう。ASKA被告に払えない額ではない」と話す。保釈が認められない理由のひとつに、妻の洋子さん(59)とみられていた身元引受人が決まらないため、という情報もあるが、ある関係者は「検察に対しASKAがどの暴力団から入手したか、詳しく話していないからだろう」と説明した。同被告は、3日に保釈される可能性がある。

 ◆ASKA被告のこれまで

 ▼5月17日 覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで会社員の栩内(とちない)香澄美容疑者とともに逮捕される。

 ▼同19日 所属レコード会社のユニバーサルミュージックが契約解除を発表。

 ▼同25日 取り調べ中に体調不良を訴え、都内の病院に搬送される。

 ▼同27日 覚醒剤取締法違反と麻薬取締法違反(いずれも使用)の疑いで2度目の逮捕。

 ▼6月17日 覚醒剤取締法違反と麻薬取締法違反(いずれも所持)の疑いで3度目の逮捕。東京地検が覚醒剤取締法違反と麻薬取締法違反(いずれも使用)の罪で起訴。

 ▼同23日 栩内被告の初公判が7月22日に決定したことが判明。

 ▼同27日 東京地検が覚醒剤取締法違反と麻薬取締法違反(いずれも所持)の罪で追起訴。所属事務所「ロックダムアーティスツ」が契約解除と発表。

 ▼同30日 弁護人が東京地裁に保釈を申請。

 ▼7月2日 東京地裁は8月28日に初公判を行うことを決定。

 ◆保釈とは 1948年制定の刑事訴訟法に定められており、推定無罪の見地からなる制度。被告人が証拠を隠滅したり逃亡するおそれがないと裁判所が判断した場合、裁判所が定めた保証金を納めるのと引き換えに認められる。保証金のほかに身元引受人が必要。金額は半数以上が150万円~300万円。保釈中は海外旅行は禁止され、国内旅行も3日以上の場合は届け出が必要。

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