ポールがやって来なかった!17日の国立公演「体調不良」で急きょ中止

 元ザ・ビートルズのポール・マッカートニー(71)が17日、東京・国立競技場で予定していたコンサートを、体調不良のため19日に延期した。16日から不調を訴え、開演2時間半前の17日午後3時に「ウイルス性炎症」のためドクターストップがかかったという。5万5000人分のチケットは完売しており、既に会場前に詰めかけていたファンからは、悲鳴や落胆の声が上がっていた。

 ポールの国立競技場コンサートが、まさかの延期となった。15日に来日した際には元気な様子だったが、主催者によると16日に体調不良を訴えた。会場での前日リハーサルにも参加せず、ホテルで静養。17日も回復せず、複数の医師の診断を受け、この日午後3時に延期が決まった。開演予定時間は午後5時半だった。

 理由は「ウイルス性炎症」。病状は非公表だが、主催者は「18日の公演もやめるような、ノドなどの致命的な部分ではない」と説明。胃腸系のトラブルとみられる。

 ポールは「楽しみにしていたので、こうなってしまった事を、ファンの皆様に大変申し訳なく思っています」とコメントを発表した。振り替え公演は19日の月曜日。「現在は医師の指示のもと、全力を尽くしています。ご都合が合わない方もいるかと思いますが、どうか皆さんにお会いできますように。Love」とつづった。

 主催者によると、開場予定時間の午後3時半には、1万5000人のファンが集まっていた。マラソンのゴールのように、沿道で本人を迎えようとしていたファンの姿も。午後4時過ぎにSNSやホームページ、張り紙、駅のアナウンスなどで延期が知らされると、ファンからは「え~!?」という悲鳴が上がった。

 名古屋市から訪れた50代男性は「(振り替え日の)月曜日は仕事だから来られない。アリーナ席の一番前だったのに…」とぼう然とし、金沢市の40代男性は「珍しいので、払い戻さずに、チケットをコレクションにするかもしれません」と苦笑い。

 また、福島市から来たという女性(75)は「昭和18年に(国立競技場のある)霞ケ丘で学徒出陣式を見て以来ここに来た。すごく残念。せめて会場だけでも見て帰ります」と肩を落とした。高齢のポールの体調を心配する声も多かった。

 延期を受け、周辺屋台の焼きそばなどは半額でたたき売りに。主催者は「大きなトラブルはなかった」と説明した。

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