佐村河内氏、著作権主張へ 代理人がJASRACに接触

 別人に作曲させていたことや、全ろうを偽っていたことが発覚した佐村河内守さん(50)が、代理人を通じて日本音楽著作権協会(JASRAC)に接触していることが17日、分かった。代理人は印税に関する話し合いをする意向を明かしており、佐村河内さんの著作権を主張するとみられる。問題発覚後、印税の支払いは凍結されているが、その解除やこれまでに受け取ったとみられる数千万円の行方が注目される。

 “疑惑のベートーベン”が生み出した収入はどこへ行くのか。佐村河内さんサイドが、JASRACに接触していることが判明した。

 2月に最初の代理人が辞任してから、今月12日に弁護士の山縣敦彦氏、秋山亘氏が新たに代理人に就任したことが判明。この日までに「(印税に関する問題を含めて)話し合いをしていく」と明かした。JASRACもこの日、佐村河内さんサイドからの接触を認めた。

 JASRACによると、佐村河内さんが作曲者として登録されている楽曲は103曲。CDの売り上げやコンサートでの使用など、印税の支払いは年4回で、次の振り込み予定日は今月末という。だが、関係者は「問題の発覚により佐村河内さんの印税は凍結された状態」と明かした。

 また、佐村河内さんの“最大のヒット作”は、約18万枚を売り上げたアルバム「交響曲第1番 HIROSHIMA」。大手レコード会社関係者によると、「一般的に作曲者の印税は6%入る」ため、税込み2940円の同CDの印税収入、約3000万円が既に支払われたとみられる。

 だが、ゴーストライターの新垣隆さん(43)が代作を告白したため、事態は急変。JASRACでは「現在、凍結されている印税や、これまで支払われた印税がどうなるのか全く分からない」という。作曲者が違うということになれば印税の返還の可能性もあり「103曲のうち、どれを作って、どれを作っていないのか代理人と話し合います」とした。

 新垣さんは既に著作権を放棄する意思を示しているが、佐村河内さんは今月7日の会見で、曲について「新垣さんは自分の物のように言っているが、私の設計図に基づいている」と自身の功績について言及。著作権を主張するとみられる。今後もゴーストライター問題は、まだまだ尾を引きそうだ。

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