TBSの石原俊爾社長(68)が30日、都内で定例会見を行い、タレントのマツコ・デラックス(41)が司会を務め22日にスタートしたバラエティー番組「マツコの日本ボカシ話」(火曜・後11時58分)が1回だけの放送で休止に至った経緯を説明した。
22日の初回放送を受け、取り上げられた生命保険業界を含め「品がない」などと局内外から批判が殺到したという。顔にボカシを入れる演出に「報道番組で必要不可欠な場合にのみ認める」と規定しているが佐々木卓編成局長は「深夜バラエティーのため意識していなかったが、指摘を受け入れた」と釈明した。
過剰演出やヤラセを否定した上で「発言が過激になり、今後の影響が懸念されるため」とした。マツコに対しては「申し訳ない。猛省しています」と謝罪。打ち切りは否定したものの、再開は未定で「番組タイトルを含め、演出を根本から変えなければいけない」とした。
また、みのもんた(69)が「みのもんたの朝ズバッ!」など2番組を降板したことを改めて説明。当面は局アナが進行役を務めるとした。