みのもんた会見70分、次男逮捕で「一番厳しい道選んだ」

スポーツ報知

 次男の御法川雄斗容疑者(31)が窃盗容疑などで逮捕され、TBS報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」の降板を発表したタレントのみのもんた(69)が26日、東京・港区のホテルオークラで70分にわたり会見を行った。次男を「不完全なまま世に送り出してしまった責任は私にあります」と30秒頭を下げたが、降板決断の理由を「辞めなければ収まらない風潮に感じた」と語り、「何としても、与えられたしゃべる場を離したくない」と未練をみせた。

 テレビカメラ25台、約200人の報道陣の前でフラッシュにさらされたみのは、立ったまま、「あの子は私の子です。しかし成人し、家族を持ったはずなのにこんなことをしでかす。子育てで厳しすぎたのか、不完全なまま世に送り出してしまった」と涙を見せながら語り、TBS2番組の降板理由を「父親として責任を取るなら、自分にとって一番苦しい道を選ぼうと思った」と語った。

 9月13日の会見では、成人した息子を「何の関係がある」と突き放したみの。しかし「厳しい活字の攻撃で、ここまで叩かれると思いませんでした。自宅に引きこもる状態の中でいろいろ考えて、私の育て方、接し方、人間性に問題があったのかなと考えるようになった」と心の変化を説明した。

 次男には一度だけ自宅に会いに行ったが、顔だけ見て一言もかけなかったという。「怒りよりぶつける言葉がありませんでした」と振り返り、「いつ頃結論が出るか分からないが、親として見守っていきたい」と語った。

 一方で、辞めなければ収まらない世間の風潮を「今の日本の風潮。収まっても、出てくれと言われないと戻れない」と復帰の難しさを批判。そんな風潮でなければ、続けていたかという質問には「もちろんです」と答えた。

 さらに、今後報道のオファーがあったらの問いには「こないかもしれませんが、(出たい気持ちは)あります。その時はもっと厳しくやります」と話したみの。同じような事件を報じる際には「今は(コメントを)言えます。言える自信があります」と話し、「しゃべるのが天職。どこまで立ち直れるのか、強い男になれるのか、挑戦もしてみたい」と語った。

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