歌手の浜崎あゆみ(34)と破局し、バックダンサーから「アーティスト」に転身した内山麿我(まろか、29)が21日、都内でラジオ番組の公開収録を行った。あゆとの交際や別れについては言葉を濁したが「こだわりのアーティストさんなので勉強になった」と、今でもリスペクトしている様子。歌手デビュー、俳優デビューが決まっており「バックダンサーは死んでもやらない」と強い決意をにじませた。
ミニラジオ局のFMうらやす「HOT MUSIC COLLECTION」の公開収録に参加したマロこと内山麿我が、再出発の決意を語った。今後はダンサーの肩書を消し「アーティスト」として幅広く活動していくという。
あゆのバックダンサーとして活動していた内山が一躍、脚光を浴びたのは昨年11月。あゆとの交際が発覚し、パリから2人で手をつないで帰国した。しかし、今年になり破局。内山はその後、ホームレス生活を送っていたことを明かしていた。
交際や破局については「報道されている通りですよ。ご想像にお任せします。これが本当でこれはウソと言っているとキリがない」と多くを語らなかった。「1月から都心で1か月ほどホームレス生活をしていました。リュックに4日分の服を詰めて、ギターを持って。いろいろありました。人生振り返ると映画になるんじゃないかなと思う」と苦笑い。別れた今でもリスペクトはしているようで「こだわりのアーティストさんなので勉強になった」と振り返った。
9月15日に自主制作による歌手デビュー曲「ReBORN」を発売する。「あゆのバックアップ? ないです。元彼だからすぐにCDを出せたということではない。浜崎さんに聞いてほしい? そうですね」
テレビ局「TOKYO MX」の深夜ドラマ「12星座のガールフレンド」(10月スタート)で俳優デビューも決定した。映画「ライブマネーゲーム」(山本淳一監督、来年公開予定)の出演も決まっている。
「バックダンサーは死んでもやらない。あんな思いはもうしたくない」ときっぱり。「夢は世界平和です。アートと音楽の五輪を開催して、その収益をアフリカとかに寄付する。地球規模で救っていくことをやりたい」と壮大なビジョンを語った。現在は恋人はいないという。
◆内山 麿我(うちやま・まろか)1984年2月28日、東京都生まれ。10歳でダンスを始め、16歳からプロとして活動。07年から浜崎あゆみのバックダンサーを務め、プロモーションビデオでも共演。放送中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」にインド人になりきる日本人役で登場。05年にダンサーと結婚したが12年11月に離婚。