牧伸二さん 協会プール金30日開示予定だった

 4月29日に亡くなったウクレレ漫談家の牧伸二さん(享年78歳)が会長を務めていた東京演芸協会の原一平会長代行(75)は1日、牧さんがすでに会長辞任を申し出ており、5月30日の総会で協会のプール金の預金通帳を開示する予定だったことを明かした。一部でプール金約650万円が使途不明となっていると報道されたが「具体的な金額は(牧さん以外)誰も知らない」と話した。この日、牧さんの通夜が都内で親族だけで営まれた。

 東京演芸協会の副会長として牧さんを支えてきた原はこの日、協会が管理し、行事など緊急で支出が必要な時に使うプール金に関して会員間で「会長が金を持っている。なぜ使わない、自分が使い込んでいるのでは」といううわさが昨年頃から出ていたことを認めた。

 しかし「具体的な金額は牧さんしか知らない。副会長の私も知らなかった」とし、いくらなのか、使途不明金があるのか、あるとすれば牧さんが関係しているのか、については現在のところ一切不明だと話した。うわさは本人にも届いており、芸人仲間には「通帳は俺が保管しているから、見たい人は見に来い」と話していたという。

 牧さんは最近になって「14年間も(会長を)やっていたら風通しが悪くなる」と話し、5月30日の総会で辞任することを決めた。その場にプール金の通帳を持参し、新会長に引き継ぐ手はずになっていた。牧さんが行方不明になった4月28日に予定されていた理事会ではプール金問題は議題にする予定はなかった。原は金銭問題が牧さんの死の原因という考え方には否定的だ。

 この日の通夜には遺族から「身内でやりたい」と協会員の参列を断る旨の通達があり、原らは参列しなかった。遺族が落ち着いてから調査を行う考えだ。

 協会では7月上旬、台東区の浅草ビューホテルでお別れ会を開く予定。「あれだけの方でしたら、いろいろな方を呼んで盛大にやりたい」としている。

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