落語家の月亭八方(65)が14日、今月上旬に受診した人生初の人間ドックで、大腸ポリープと不整脈が見つかったことを告白した。不整脈については医師から「突然死の兆候」と告げられたことも打ち明けた。
この日は大阪市内で、初の自伝「さりとて、落語家」(2月23日発売)の出版記念トークショーを開いた八方。1泊2日の人間ドック受診は、長男の落語家・月亭八光(35)からの誕生日プレゼントだったそうで「『お金出したるから行ったら』と言われたんで。親孝行やと思うけど、それやったらマンションの頭金やら、貸した金返せよ」と笑わせながら「大腸にポリープが6個もあったんです」と明かした。
検査時にポリープは除去された。だが、ポリープが良性か悪性かまでは分かっておらず、「(病院に)聞きに行かなアカン」と八方。詳しい検査結果は15日に本人に伝えられるという。
また、不整脈は心電図で明らかになったが「(医師からは)『突然死の兆候がある、放っておいたらいけない不整脈だ』と言われた」。来月1日に入院し、心電図を24時間記録する機器を体内に埋め込む手術を受ける。心電図に突然死のサインが表れたら、すぐに対処するためだという。
自覚症状がないせいか「(心臓は)落語の出番前にドキドキしますけど」と全く悲壮感を見せなかった八方。だが、上方落語界きっての人気者だけに、今後の仕事への影響が心配される。