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沙羅は8位で地元Vならず…「失敗から学ぶ糧は多いとポジティブに考えないといけない」

8位止まりだった高梨

 ◆スキージャンプ 女子W杯札幌大会(13日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=HS137メートル)

 個人第7戦が行われ、18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)は116・5メートル、110・5メートルの合計175・8点で8位だった。平昌五輪金メダルのマーレン・ルンビ(ノルウェー)が229・8点で今季初優勝を飾った。

 沙羅は1回目は5位につけたが、2回目は有利な向かい風が弱まる不運もあり、飛距離を伸ばせなかった。「アプローチの組み方を改善しているが、やっぱりかみ合わない。試技でうまく組める感触と期待はあっても、試合で打ち砕かれてしまう。挑戦し続けるしかない」と必死に前を向いた。

 全日本スキー連盟でノルディックを統括する斉藤智治常務理事は「本来のジャンプからすると、内容的には60%くらいかな。(アプローチのことを)少し考え過ぎなのかもしれない」と見ている。22年北京五輪金メダルを見据えてジャンプを再構築する中で、すぐに結果が出ないことは承知の上。ただ、大声援の中で飛ぶ国内開催のW杯は特別だ。沙羅自身も「日本の試合なので、勝たないといけない焦りもある」と胸の内を明かした。

 次戦は蔵王大会(18~20日、山形)で個人戦2試合、団体戦1試合を戦う。「シーズン前に思ったよりは、はるかに厳しい状況。ただ、失敗から学ぶ糧は多い、とポジティブに考えないといけない」と自らに言い聞かせた。

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