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高梨沙羅は11位 北京五輪金へ試行錯誤の最中「今後も攻めの姿勢でぶつかっていきたい」

試技で感触を確かめた高梨沙羅

 ◆スキージャンプ 女子W杯札幌大会(12日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=HS137メートル)

 個人第6戦が行われ、18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)は111メートル、110・5メートルの合計154・6点で11位だった。

 試合に先立って行われた試技では、ヒルサイズまで2・5メートルに迫る全体トップ134・5メートルの好飛躍。本戦では国内W杯で3年ぶり白星も期待されたが、課題の助走がかみ合わなかった。「試していることが、ことごとく失敗続きになってしまっていて、モチベーションを保てずにいる」と表情を曇らせた。

 今月6日の札幌五輪記念大会(札幌・宮の森)では、2本のK点越えをそろえて圧勝。復調へ手応えをつかんでいたが、大倉山では簡単にいかない。「(助走路の)形状も違うし、滑り出しの角度も宮の森の方が急。そこに合わせていけない自分がいる」と沙羅は分析している。

 日本女子初の表彰台となる銅メダルを獲得した18年平昌五輪。「まだ金メダルの器じゃない。北京では、今度こそ金メダルをとりたい」という思いを強くした。今季はジャンプを0から再構築し、金メダルにたどり着ける力を養うための1年と位置づけている。結果が出ない時期も、ぐっとこらえるしかない。「自分を変えないと、世界では戦えない。攻めの姿勢で今後もぶつかっていきたい」と覚悟を固めた。

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