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【医師に聞く】白血病完治でアスリート復帰に2年

アジア大会のMVPに輝き、トロフィーを手に笑顔を見せる池江璃花子

 2020年東京五輪の金メダル候補で競泳女子のエース、池江璃花子(18)=ルネサンス=が12日、自身のツイッターを更新し、白血病を患っていると公表した。1月からのオーストラリア合宿中に体調を崩し、8日に緊急帰国。検査の結果、病名が判明し、そのまま入院していることが明らかになった。復帰時期は未定で、4月の日本選手権の出場も断念し、当面は療養に専念する意向。白血病について、上昌広医師(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)に聞いた。

 白血病にはリンパ性、骨髄性などがあるが、いずれのケースも半年間は入院か入退院を繰り返して、抗がん剤による治療を行うことになるだろう。副作用で免疫が落ちることから、感染症を防ぐために無菌室に入っての治療になる。急に進行することもある病気だけに、早期に発見できたのは良かった。

 血液のがんである白血病には、抗がん剤治療が効果的な場合が多く、がんの中では完治を望める部類で、完治の確率は五分五分と言われている。完治した場合、一般のサラリーマンの方で社会復帰までは1年、アスリートとして復帰するまで2年の時間が必要だと言われている。入院中はトレーニングはすることはできないことを踏まえ、相応の時間が必要になる。

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